ミュージカル「笑う男」なんとか再演!感動の舞台でした♪

2019年4月の初演より約3年ぶりの再演です。

2月3日に始まるはずがコロナの影響で

2月3日~9日までは中止

2月10日以降は2月9日にお知らせする

と掲示されていました。

しかも2月10日は東京に大雪警報。

「どうなることやら?」

と心配していましたが、無事に2月10日に開幕!

心配していた大雪も少しぱらつく程度で、電車のダイヤも大幅に遅れる路線もなく(別の原因ではあったらしい)粛々と鑑賞してきました。

 

 

飲食おしゃべり禁止

館内は飲食禁止。

普段はロビーや席で飲食する人をみかけますが、禁止になっていたため喉を潤す程度の水分補給くらいでしょうか、みんな真面目に守っていました。

おしゃべりも禁止でしたので、といってもまったくしゃべらないということはなく控えめに話していました。

いつもとは違う雰囲気の帝国劇場内。

なにしろ、私は久々の観劇。

友人いわく
「コロナで2回は飛んでいるからね」
とのこと。

コロナの影響で2回は観られるはずの舞台を観ることができなくなっていたようです。

(チケット予約・支払いはおまかせしていたので)

 

 

退出

上演が終わって帰るときもアナウンスで順番に退場が促されました。

 

コロナ対策、徹底していると感じました。

〈原作本〉情報

ミュージカル「笑う男」はレ・ミゼラブルの原作者で有名なヴィクトル・ユーゴーが書かれた小説を原案に作られています。

この小説はなかなか手に入らないのでは?

しかしあるところにはありますね。

ユーゴー全集 第3巻

海の労働者・笑ふ人・九十三年

宮原晃一郎訳
本の友社
1992.8 出版
419p ; 27cm

大判の本で分厚く、文字がめっちゃ小さい!

もっと文字を大きくして書体も見やすくしてくれたらよいのに。

なんでこんな本にしたんだろう~と思うような本の作りです。

 

2019年初演のときに原作を読もうと借りたのですが、挫折してしまいました。

またチャレンジしてみようかな~。

 

 

感想

久々でしたが、二度目ゆえか内容がよくわかりました。

とても素晴らしかったです。

感動しました!

 

しかしどうしても細かいことが気になってしまいます。

歌っているのにマイクに乗らないといった音声トラブルがありました。

歌とは関係ないといわれそうですが、役者さんの見た目が印象に残ってしまいます。

と申しますのも、このミュージカルは『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』のような際立った楽曲はなく歌の見せ場があまりありません。

何度も観賞しているうちに好きな楽曲も出来るのかもしれませんが、それまでは別のことに目がいってしまいます。

いつものことながら素晴らしい衣装に釘付けでした!

以下、個人的に感じたことです。

 

浦井健治さん

主演の浦井健治さん、コロナ太りでしょうか。

外見は関係ない!歌がよければそれでいい!

というファンの方もいらっしゃるでしょう。

しかし歌も普通というか無難ですし、個人的には今度はもっと若い人のも観てみたいです。

今は若くて歌がうまい人がもっといると思いますので。

 

 

山口祐一郎さん

逆に山口祐一郎さんは、頬が異様にコケていて心配になりました。

痩せました?

友人は「メイクじゃないの?」と言っていましたが。

特に左頬のコケ方は尋常じゃない。

こんな祐一郎さんは初めてみました。

まあ、祐一郎さんも一時期お太りになり、こちらも心配しましたけど無事にお痩せになり、今回は頬がコケるという。

こちらも外見はどうでもいいじゃないか!というファンの方もいらっしゃるでしょう。

祐一郎さんの素敵な歌声と両手を広げる動作も健在でした。

 

 

大塚千弘さん

大塚千弘さんも貫禄がついていました。貫禄があっていい役なので、ピッタリですね。

お美しいし、貴族の振るまいの演技もハマっていて、歌も相変わらず上手い。

でもまだ本調子ではない感じがしました。とくに後半が。

たまたまでしょうか。

 

 

真彩希帆さん

ダブルキャストのデア役、私は真彩希帆さんでした。

驚きましたね!

目が見えない演技もうまく、歌も上手い。美しい。

こんな方がいらっしゃったのね!

と友人とともに絶賛していました。

急いで調べてみると宝塚出身。

やはり娘役でした。

どうりでうまいわけだ。

と友人共々納得。

これからも期待しています!

しかし名前は覚えづらいな~。

 

 

内田智子さん

初演に引き続きアン女王役。

ほっぺたをぐるぐると赤く塗りたくって登場。

クスっとしたくなる存在。

でもハリのある抜群のソプラノボイス。

聞き応えがありました。

 

 

 

キャスト

主役
グウィンブレン:
浦井健治

デア:
真彩希帆
熊谷彩春
(Wキャスト)

ジョシアナ侯爵:
大塚千弘

デヴィット・ディリー・ムーア卿:
吉野圭吾

フェドロ:
石川禅

ウルシュス:
山口祐一郎

 

 

ストーリー

ウルシュス(山口祐一郎)の店に子供のグウィンブレン(子役)が物乞いにやってきた。

金銭的余裕のないウルシュスは最初追い返したが、思い直しグウィンブレンをひきとめ家の中に入れる。そして自分が食べようと思っていた食事を与えた。

グウィンブレンひとりかと思っていたら赤ん坊のデアも一緒だった。

妹ではなく、デアは死んだ母と一緒にいた見知らぬ子だという。

可哀相なので一緒につれていたらしい。

ウルシュスは自分ひとりでも食べていくのに苦労しているのに、一度に子供2人も増えて頭をかかえるが、どうにかなるだろうと腹を決める。

グウィンブレンは何者かによって両方の口端が裂かれていた。

そのため口を閉じていても笑っているように見える。

ウルシュスは食べていくために口が裂けたグウィンブレンを道化者として見世物小屋で働かせるようになる。

デアは赤ん坊の頃から盲目だった。グウィンブレンの裂けた口は見えない。

グウィンブレン(浦井健治)に親切にされデア(真彩希帆)は恋心をいだく。

グウィンブレンもデアを大切に想う。

二人は将来もずっと一緒にいたいと誓う。

見世物小屋の演目・デアとグウィンブレンの恋物語は評判になっていた。

 

貴族のジョシアナ侯爵(大塚千弘)は毎日に退屈していた。

刺激が欲しい。

そんなときデヴィット・ディリー・ムーア卿(吉野圭吾)がジョシアナ侯爵に

「おもしろいものがある」

といって誘い見世物小屋へ連れ出す。

口が裂けたグウィンブレンをおおいに気に入ったジョシアナ侯爵はグウィンブレンを誘い出す。

しかしグウィンブレンは誘いに乗らない。

欲しいものが手に入らない思いをしたジョシアナ侯爵はますますおもしろがる。

貴族の使用人フェドロ(石川禅)は本当の跡継ぎはデヴィット・ディリー・ムーア卿ではなく、グウィンブレンだということをつきとめる。

グウィンブレンは幼い頃、何者かに連れ去られてしまったという。

屋敷にグウィンブレンを連れ戻すことに成功したフェドロはウルシュスに

「グウィンブレンは死んでしまった」

と嘘を伝える。

おおいになげいたウルシュスはこのことがデアに伝わったら繊細なデアはどうなるかわからないと思い必死に隠す。

貧しい孤児だと思っていたグウィンブレンは、貴族だった。しかも自分を愛してくれていた両親の存在も確認できた。

グウィンブレンはどう生きていくのか。

 

ミュージカル
「笑う男」
帝国劇場
2022年2月3日〜19日