劇団四季キャッツ〈感想〉キャッツシアターの熱気がすごい!
先日、劇団四季のキャッツを10年以上ぶりに観劇してきました。
大井町のキャッツシアターはキャッツファンの熱気がすごかったです。
キャッツの人気を目の当たりにしました。
目次
劇団四季との出会い
私が初めて劇団四季の舞台を見たのは、小学生の頃でした。
まだキャッツシアターがないころ、劇団四季は全国を巡業していた時期がありました。長野県の劇団四季記念館に行くと地方公演の足跡をしるした全国地図が展示してあります。そこに私の出身地も印があり感慨深い思いがしました。
小学生の頃、地元の文化会館に劇団四季の公演がきて、心躍る思いで観に行きました。大ホールだったので1000名くらいのキャパだったと思います。早めにチケットの手配をしたせいか、前から5番目くらいの、ラッキーな席でした。
なんの演目かは忘れてしまいましたが、強烈に印象に残ったのは“前田美波里”さんのダンスでした。カッコイイ!すごい!と思いました。名前も忘れがたいインパクトのあるお名前で絶対に忘れないと思いました。
名前にインパクトがあったから覚えていたのか、ダンスが強烈で覚えていたのか、いまとなってはわかりませんが、「これが劇団四季か!」と感動しました。
大人になって何回か劇団四季の公演に足を運んできましたが、先日のキャッツはおそらく10年以上ぶり。
でもずっと変わらず公演してくれていることはとても有り難いです。
キャッツを観る前に予習をしていこうとパンフレットで猫の名前を確認しましたが、全部覚えるのは無理とあきらめました。
猫の名前がもっと覚えやすかったらいいのにな~と思いませんか?そういうわけにはいかないんでしょうかね。
キャッツシアター
大井町駅から近く、徒歩で5分くらいでしょうか、開場前の時間帯は行列が出来ているので迷わず行けます。ちなみに帰りも駅まで行列ができているので助かります。
心配なのはトイレです。始まる前には行けましたが、幕間休憩は断念しました。
ステージは決して広くなく、おかげでオペラグラスを使わなくても十分に鑑賞できました。いちお準備して行きましたが、誰も使っていないようでしたので、使うのをためらいました。
劇団四季のキャストたちは超一流の選ばれし者たちですので、文句のつけようのない実力者ばかりです。
歌はうまくハズレがないし、ダンサーはカラダが柔らかく、バレエの基礎もちゃんと出来ているよう。
キャッツは客席も舞台とみなして、猫たちが駆け回ります。冬だと猫たちが走ったときに起きる風がちょっと寒いです。でも近くであの猫のメイクが見られるので興味津々です。猫たちが歌いながら通るときは「やっぱり歌がうまいな~」と感心します。
スリム
またどの猫もスリム。
若い役者さんが多いんでしょうけれど、お腹もぺったんこ。
体型維持が大変ですね。
キャッツにハマる人
始まる前、席に座っていると、見知らぬ婦人が近くの知人に
「それでね、ハマっちゃの、キャッツに」
とキャッツにハマった経緯を嬉しそうに語っていました。
日本中に劇団四季キャッツのファンはとても多いといいます。
小学生の頃キャッツを見てミュージカル俳優になろうと決意した井上芳雄さん。
キャッツの曲を歌詞カードを見ないですべて歌えるという青木さやかさん。
など有名人でもいらっしゃいますよね。
アンコール
驚いたのはアンコール。とても長いですね。
それに観客席におりてきてひとりひとりに時間の限り握手をしてくれるんですね。以前来たときは、握手してくれる席に座っていなかったせいか、覚えていなかったです。
「これが劇団四季のキャッツか!」
と感動しました。素晴らしかったです!