映画『クルエラ』誕生秘話のストーリーがおもしろい♪

101匹ワンちゃんを知らなくても充分に面白く楽しめる映画でした♪

まずストーリーがいい!

ディズニーならではの勧善懲悪なので安心して見ていられるのは相変わらず。

しかしディズニーだからといってハズレがないわけではない。

がっかりした映画もあるわけで、正直どっちかなーと迷いはしましたが、見て良かった!迷っている人にはおすすめしたい。

 

 

脚本

ディズニーでガッカリした作品は映像技術や俳優さんは文句なしだけど、ストーリーがつまらなかった。

その点「クルエラ」は、脚本に名を連ねたのは6名もの脚本家。これは代表者でしょうし、名前を載せなかった脚本家もいたのではないかと思っています。

なかなかの人数です。

これだから練りに練ったストーリーになるのでしょう。

もちろん烏合の衆のように人数がいればいいってわけではないけれど、アイデアはひとりより多角的に出した方がいい。

アイデアを絞りに絞って万人受けするストーリーを作り出しているのでしょうね。さすがだと思います。

 

 

原作

原作は

ドディー・スミス著作の児童文学
『ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語』

50年以上も前にイギリスで出版された本です。
ドディー・スミスがこの本をウォルト・ディズニーに送ったことでアニメ「101匹わんちゃん」が生まれました。

もうひとつの原作になった本は

ビル・ピートによる映画『101匹わんちゃん』の脚本。

映画『101匹わんちゃん』も50年以上も前に公開された映画です。
続編も作られたことからすると、大ヒットしたようです。

 

時代背景

映画「クルエラ」の時代は1970年代のロンドン。
今から50年くらい前のお話。

パンクがいち大ブームだった。

派手なパンク・ロック調の格好がおしゃれ~、最先端といわれた時代のようです。

 

 

ダルメシアン

ダルメシアンは黒の半纏が特徴的なスリムな犬です。

イギリスではとっても人気のある犬種のようですね。

日本はどうでしょう。

散歩している犬で見かけたことはないです。

大型犬だしえさ代もかかりそうなので、飼うのは大変そう。

 

 

ストーリー

主人公のクルエラは、小さい頃から人とは違った面を持っていた。

小学校ではケンカをして何度も処分され、とうとう退学処分と言い渡された!
と思いきや、その前に母親から「学校をやめる」との発言があり、一瞬の差で「やめさせられた」のではなく「自らやめてやった」ことになった。

母親は少女エステラ(のちのクルエラ)を連れ“知り合いがいる”というロンドンの郊外へやってきた。そこではパーティが開催されていて、その知り合いに援助を頼みにきたのだという。

車の中でじっと待っていなさいと言われたエステラは待っていられるはずもなく、車から出てパーティ会場となっていた城へこっそり入る。

そこで衝撃的な場面を見てしまう!

人生最大の悲しみに、途方にくれるエステラ。

それはトラウマとなって心の奥にずっとひっかかっている。

しかしそれはエステラの勘違いの思い込みでもっと驚愕の事実があった!

なかなかのストーリー展開です。

 

 

映画
『クルエラ』
2021年5月27日
日本公開