カイジ『人生逆転ゲーム』3作まとめ☆すべておもしろい!
映画『カイジ』シリーズは
人生逆転ゲーム 2009年10月公開
人生奪回ゲーム 2011年11月公開
ファイナルゲーム 2020年1月10日公開
3作とも抜群におもしろい!!
目次
第1作目 人生逆転ゲーム
第1作目から豪華メンバー
ストーリー前半のギャンブル船「エスポワール」の黒服には、鈴木亮平さん。
同じく黒服に原作者・福本伸行さん。
クルーズのじゃんけんゲームの参加者に神田沙也加さんの元夫・村田充さん。
同じく山本太郎さん。
地下施設の班長に松尾スズキさん。
鉄骨渡りのメンバーに松山ケンイチさん。
帝愛グループ会長・兵藤和尊に佐藤慶さん。
佐藤慶さんはこの作品が遺作となりました(2010年没)。
など、ちょい役でも豪華なのです。
カイジに友人の借金の肩代わりを言い渡す“遠藤”は、マンガでは男性ですが、映画は天海祐希さん。
迫力ある演技でカッコイイです!
カイジ第1作目は2009年公開ですので、今から10年前です。
あらすじ
自堕落な生活を送っていたカイジ。
ある日“遠藤”がやってきて、失踪した友人の借金を取り立てられる。
払えないというと、ギャンブル船“エスポワール”で借金を帳消しにできるかもと誘惑され、乗り込む。
じゃんけんゲームで勝利したハズだったが、地下施設に送られ逃げられない日々を送ることになってしまった。
第2作目 人生奪回ゲーム
あらすじ
第1作目で多額の借金を帳消しにしたカイジだったが、1年もたたないうちに自堕落な生活に戻ってしまう。
借金まみれになってしまったカイジが再起をかけていどむのは、当たれば10億円以上稼げるというモンスターマシーン“沼”。
原作の中でも人気の高い「沼」のエピソードをメインに、カイジたちがまた命がけのゲームに挑戦するストーリー。
第1作目の脚本はベテランの大森美香さんでしたが、2作目ではマンガ原作者・福本伸行さんも脚本メンバーに参加しています。
そして福本伸行さん原案のオリジナルギャンブル「姫と奴隷」が追加され、伊勢谷友介さんの怪演が話題になりました。
第3作目 ファイナルゲーム
あらすじ
2020年後東京オリンピックの終了を機に日本の景気があっという間に失速してしまう。
相変わらず自堕落な生活を送っていたカイジは、地下施設で労働をしていたときの班長に出会う。
帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世したという。
そして一攫千金のチャンスだといって「若者救済イベント・バベルの塔」に誘われる。
最初は拒むカイジだったが、やはり口車に乗せられてしまう・・・。
エピソード
第2作目の完成披露会見の際に登場した本物の2億円の札束を見て
「新しいギャンブルを思いついた」
という原作者の福本伸行さん。
「いずれは使おうと思っているので今は言えないな」
とインタビューでこたえたとのこと。
そのときの発案が『第3作目ファイナルゲーム』に盛り込まれているかもしれませんね。
オリジナルゲーム
また原作には登場しないオリジナルゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」が登場します。
キャスト&スタッフ
伊藤開司:藤原竜也
高倉浩介:福士蒼汰
桐野加奈子:関水渚
廣瀬湊:新田真剣佑
黒崎義裕:吉田鋼太郎
大槻太郎:松尾スズキ
遠藤凛子:天海祐希
坂崎孝太郎:生瀬勝久
西野佳志:山崎育三郎
菅原太一:瀬戸利樹
前田公輝
酒向芳
金田明夫
東郷:伊武雅刀
監督:佐藤東弥
脚本:徳永友一、福本伸行
音楽:菅野祐悟
劇伴もいい!
音楽:菅野祐悟
カイジのテーマ曲は一度聴くと、耳から離れません。
この曲を聴くと映画『カイジ』を思い起こします。
「ザワ・・・ザワ・・・」
「ザワ・・・ザワ・・・」
と言葉で発音する手法も映画『カイジ』で話題になりました。
それまで
「ザワザワ」を表現するのに
漫画では文字で「ザワザワ」と表記しますが
映像作品となると
いろんな雑音の“音”を組み合わせて鳴らしていました。
それが映画『カイジ』では
「ザワ・・・ザワ・・・」と文字通り発音。
それもささやくような演出にしたのが
妙に合っていて“いい!”と評判となりましたね。