『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』あらすじ・見どころ・新技術♪

シリーズ3本目にあたる最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』は、評判通りの美しい映像とワクワクする展開のストーリーで大ヒットとなりました!

原作

「ヒックとドラゴン」
著者:クレシッダ・コーウェル
1966年イギリス出身

「ヒックとドラゴン」は小峰書店〈完全版〉は1~16巻

 

おもな登場人物

ヒック
主人公・バイキングの少年。
荒くれた海の男のイメージのバイキングの中でひ弱で優しい心の持ち主。
成長し、バイキングのリーダーになっている。

 

トゥース
ヒックに助けられたドラゴン。
傷の手当てをしてくれたヒックとは友だちになる。

 

アスティ
ヒックのガールフレンド。

 

新キャラ
ライト・ヒューリー
白いメスのドラゴン

 

あらすじ

ヒックたちはドラゴンハンターたちに生け捕りにされていたドラゴンたちを救っては自分たちの島へ連れて帰っていた。

その島は人間とドラゴンが共存する理想郷。

人間がドラゴンを傷つけることもないし、ドラゴンも人間を襲うことをしない。

ところがドラゴンが増えすぎてしまった。

島中からも苦情が出て、ヒックはどうしたものかと悩むようになる。

そんなとき、最強のドラゴンハンターのグリメルがヒックの友だちドラゴンのトゥース(ナイト・フューリー)の存在をかぎつけた。

すべてのナイト・フューリーを殺したと思っていたグリメルは最後の一頭・トゥースが残っていたことが許せない。なんとしても仕留めてやるとトゥースに近づき始める。

その一手として、先日ヒックたちが救いそびれ残っていた白いドラゴンを捕まえトゥースに近づけた。

美しい白いドラゴンを見たトゥースはひと目ぼれ。白いドラゴンを振り向かせようと必死になる。

白いドラゴンはトゥースを捕まえるためのおとりだった。近くには罠がしかけられていたのだった。

ある夜、グリメルがヒックの家にやってきてトゥースを引き渡すように迫った。

断ったヒックと戦いになり、火の海となってしまった。

もうこの島は安全ではないと悟ったヒックは、子どものころ、父親が話していた“地平線の果てのドラゴンの楽園・新天地”
をめざして大移動することを島民に呼びかけた。

賛成してくれた島民とドラゴンと一緒にヒックは、新天地をめざして大移動を始める。

 

 

見どころ

3Dアニメならではの美しい映像。

現実世界では存在しない“ドラゴン”と人間の共存する世界はどのようになっているのか。空想には限界がある世界をそこにいるかのごとく見せてくれる。ファンタジーの世界にひたれるでしょう。

本来、ドラゴンは人間の感情やモラルをわからない生き物ですが、心通わせる感動のストーリー展開が見どころです。

 

 

新CG技術・ムーンレイ

ディズニーアニメーションでは、アニメーターと大学の研究者がタックを組んで新作ごとに新しいソフトを開発していて、年々使い勝手の良いソフトがどんどん開発されているといいます。

ドリームワークスでも『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のために“ムーンレイ”いう革命的な新CG技術ツールが開発されました。

これは現実世界のような光を計算し、物体が物の表面にどのように反射するの正確に映し出すことができるソフトで、これによりライティングや炎、火の難しい表現がよりリアルで迫力のある映像に仕上がっているそうです。

予告で目にした、炎や光線のリアリティはこのソフト開発がいかされているのでしょう。すごくキレイでした。

ドラゴンと炎・火はつきものです。

グリメルに焼き払われてしまった島が炎につつまれるシーンやドラゴンの闘いや雷光が散る様子など迫力があります。

 

 

おびただしい数のドラゴン

第1作では1つのショットでドラゴンの数は8匹。それが『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』では最高65000匹以上のドラゴンがスクリーンに映し出されているといいます。

“幻の聖地”には6800万個のキノコ7900万のサンゴも描かれているそうです。

これも新ソフト“ムーンレイ”技術の成果だといいます。

 

 

感想

前評判どおりに美しい映像の連続でした。

特に“地平線の果てのドラゴンの楽園・新天地”は、数え切れないほどの光るキノコなど楽園を表現する映像は素晴らしかったです。

物語の途中、トゥースと白いドラゴンの会話なき心理描写が長いあいだ続きましたが、映像と音楽でドラゴン同士の心境を見事に表現していました。

終始、劇伴音楽が流れていた印象でした。この音楽がおおいに盛り上げてくれたと思います。

最後のヒックと悪者・グリメルとの戦いはスピーディな展開で目が離せなくあっという間にラストになってしまいました。

ドラゴンも人間の気持ちを理解できる

と人間側の理想を表した物語です。

実際にはドラゴンと人間が一緒に暮らすのは無理でしょう。

でも暮らしたら、あんな感じなのかなと想像力を膨らませて楽しい世界を思い描くことができるのも映画ならではです。