映画『奥様は、取り扱い注意』見どころはやっぱり爽快アクション!

2017年に日本テレビで放送され、2020年の公開が延期されていた

綾瀬はるかさん主演のドラマ

『奥様は、取り扱い注意』

の映画版が

2021年3月19日

に公開されましたね!

 

映画版は

ドラマ版の続編となっていました。

が、ドラマを観ていない人も楽しめます♪

 

ドラマ版は東京のとある高級住宅街のセレブな夫婦でした。

家の中も広く洗練されたオシャレな家具でコーディネートされています。

綾瀬はるかさん演じる伊佐山菜美昼間はいろいろな習いごとに通う余裕もある専業主婦

 

といった設定でした。

 

映画版は地方都市のこじんまりした一軒家に住む夫婦で

西島秀俊さん演じる夫は学校の先生

綾瀬さんは専業主婦ですが、昼間に一緒に習いごとをしたりする友だちはいません。

 

朝、夫にお弁当を作り送り出し、昼間はひとりで過ごし、夕方近所の商店街へ行って買物をし、お店の人と親しげに話します。

夕方は料理本を見ながら夫の為に凝った料理を作り、夫と二人で舌鼓をうつ毎日。

 

といった平凡な毎日をたんたんと過ごします。

 

伊佐山菜美は記憶喪失になっていて、以前自分がどのように暮らしていたのか思い出せないでいます。

 

2週間に1度、前田敦子さん演じるカウンセラーの元へカウンセリングを受けに通っています。

 

というストーリーで始まります。

 

やっぱり見どころはアクション

映画の冒頭に激しいアクションシーンがあります。

アクション映画の定番の型ともいえるかと思いますが、それでぐっと期待値が高まりましたが

それからは平坦なストーリーが続き、それが「長いな」とちょっと飽きてきます。

が、中盤からアクションシーンが入り、ちょっと目が覚める感じ

更に後半はかなり激しいアクションシーンでぐっと引き込まれます。

 

この映画、アクションシーンがなければ2時間はちょっと長いな

と感じてしまうかもしれません。

 

なのでアクションシーンは一番の見どころでしょう!

 

アクション女優といえば

印象に残るアクションができる現在活躍中の日本の女優さんといえば

 

綾瀬はるかさん

長澤まさみさん

仲間由紀恵さん

 

でしょうか。

 

長澤まさみさんは「キングダム」で日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞しましたが

かっこよかったですね!

 

仲間由紀恵さんはちょっと前ですが「ごくせん」での格闘シーンが好きでした!

 

綾瀬はるかさんも元陸上選手ということもあって身のこなしも軽やかで決まりますね!

 

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」

でも見事なアクションだったですものね!

 

ストーリーは

ドラマ版ともつながっていて、最後もキチッと見事に収まります。

 

しかし、市長が悪者に縛り上げられて「書類にサインをしなければ大変なことになる」と脅す展開は「古いな!」と思ってしまいます。

今時、それは通らないでしょう。

 

少し前のアニメ?ドラマ?のストーリーでしょう。

 

ロケ地

一見、瀬戸内地方なのかなと思っていました。

穏やかな内海に見えましたし、風光明媚なすばらしいロケーションです。

でもエンドロールに”下田市”とありました。

 

下田市に遊びに行ったことがありますが、天気が良いときは穏やかな海なのですね!

素敵な街ですね。

 

 

キャスト

綾瀬はるか(伊佐山菜美)

西島秀俊(伊佐山勇輝)

鈴木浩介(矢部真二:高校教師)

岡田健史(岩尾珠里:ダイニングバー経営)

前田敦子(三枝礼子:精神科医・カウンセラー)

鶴見辰吾(神岡恭平:伊佐山勇輝の上司)

六平直政(五十嵐晴夫:調査基地の建設反対派リーダー)

佐野史郎(浅沼信雄:開発コンサルティング会社社長)

檀れい(坂上洋子:珠海市市長・矢部の元妻)

小日向文世(池辺章:伊佐山勇輝の上司)

 

ストーリー

伊佐山菜美(綾瀬はるか)伊佐山勇輝(西島秀俊)は、小さな地方都市・珠海市で新生活を送っていた。

伊佐山勇輝は学校の先生。伊佐山菜美は専業主婦。

伊佐山菜美は敵に襲われたとき頭に銃撃を受け、命は取り留めたものの、記憶喪失になっていた。

自分が工作員だったことはすっかり忘れて平凡は日々をすごす毎日。

 

夫の伊佐山勇輝は、相変わらず表の顔(学校の先生)と裏の顔(公安警察)を持っていた。

家には隠しカメラをしかけ菜美にGPSをとりつけ、菜美を一日中監視していた。

 

珠海市は新エネルギー源「メタンハイドレート」が発掘されたとして街中が沸き立っていた。

メタンハイドレートで街を豊かにしようとすると風光明媚な海は壊されてしまう。

 

美しい海を守ろうとする反対派のリーダー・五十嵐(六平直政は市長選に出馬することを表明していた。

現職の市長(檀れい)はメタンハイドレート推進派。

 

近く市長選が行なわれようとしていたが、反対派の事務所は荒らされメンバーは次々と何者かに襲われ五十嵐は入院までしてしまう。

 

なぜこんな暴挙が次々と起きているのか。

それは、この街のメタンハイドレートはせいぜい10年分くらいしか掘り起こすことができないものだった。

その調査を発表した教授は行方不明。

その調査の証拠を反対派が持っているという。

 

推進派としては、その証拠をおおやけにされてしまっては、困ってしまう。

儲け話を進めたい者たちの嫌がらせだったのだ。

 

あるとき菜美はイザコザに巻き込まれ、腹に一撃をくらってしまう!

そのおかげで記憶が戻った。

 

しかし頭のいい菜美はしばらくは記憶喪失のふりをしたまますごす。

 

そこに

教授の調査資料を見つけ出して破棄したい者

教授の調査資料を守りたい者

現職の市長にメタンハイドレートの工事をすすめるサインをほしい者

菜美のスパイとしての実力を買い仲間に引き入れたいと考える者

公安の情報を流した裏切り者を捕まえたい者

菜美への怨みを晴らしたい者

 

それぞれの思いが交錯し

 

たとえ妻でも公安に反対したら始末するように命令がくだった夫

嘘をつかれていたことを知った妻

の夫婦愛も絡み合って

 

最後は見事に決着します!

 

このストーリーの回収は素晴らしいですね!

 

 

 

映画

『劇場版 奥様は、取り扱い注意』

2021年3月19日公開

 

 

ドラマ版は

 

ドラマ版のほうはというと

 

あらすじ

孤児で育ち、ある組織の秘密工作員として活動してきた伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、幸せな家庭生活を夢見ていた。

活動をやめるには、自分が死ぬしかないと川に身を投げ、死んだとカモフラージュをする

名前も戸籍も別人になりすました伊佐山菜美(綾瀬はるか)はパーティで伊佐山勇輝(西島秀俊)に出会い、結婚。

その後平凡な専業主婦を送り、近所に友人・大原優里(広末涼子)、佐藤京子(本田翼)もできる。

カルチャーセンターの習いごとに通ったりしながら楽しく暮らしていた。

が、専業主婦業にも飽きてしまう。

そんな中、身の回りや近所で次々と事件が起こる。

自分は元工作員だということは誰にも知られないよう、決して表沙汰にせず、裏で解決していく

その解決法は実に見事で知恵を使い無敵の格闘技で悪者を倒していく。

解決したあとは自分が解決したという証拠を残さず素知らぬ顔で日常生活に戻っていく。

 

といったストーリーです。

 

キャスト

綾瀬はるかさんは専業主婦役。

御主人役に西島秀俊さん。

近所のお友達役に

広末涼子さん

本田翼さん。

広末涼子さんの御主人役が

石黒賢さん

本田翼さんの御主人役が

中尾明慶さん。

 

 

見どころ

前半は平凡な日常。

そこに事件が起こり

「どうやって解決するんだろう?

と思わせ

「なるほど!」

合点のいくストーリー展開がおもしろいです!

 

また綾瀬はるかさんのアクションはスピードとキレがあり、見ていてスカッとします

テレビのインタビューなどで答えている、おっとりとした雰囲気とは別人のようです。

 

 

 

ドラマ『奥様は、取り扱い注意』は、エピソードが進むにつれて、驚く事実が次々と出てきます。

近所のクリーニング店に驚くべき秘密が隠されていた

とか

実は平凡なサラリーマンだと思っていた、だんなさん(西島秀俊)の正体は驚くべき人だった。

とか。