映画『ジュラシック・ワールド／炎の王国』スピルバーグ色が濃い！

「ジュラシックパーク」シリーズはすべて観ているのですが、「じゃあ前作はどういうストーリー？」と聞かれると答えられないくらい、忘れている状態で観に行きました。

なので、最初はまったく新しい映画を観ているかのような新鮮さで、少しも画面から目を離さないよう集中して観ていました。

やはり最初は肝心で、恐竜たちが今どういう状況なのかがわかるとストーリーがどう展開していくのか、筋が見えてきます。

そして、悪者と守る者がいることが途中でわかると、「これは最後に悪者が退治されてハッピーエンドの着地」とうすうす感じます。

そんな展開の読めるお話ですが、一筋縄ではすすみません。

逃げる場面や襲われる場面はヒヤッとさせられます。

 

インドラプトルと呼ばれる新しい遺伝子組み換えの恐竜が初めてお披露目されたときは、かなり大きな印象でしたが、少女の部屋で戦う場面は小柄な恐竜になっていたりと、場面によって恐竜の大きさが違っていたように感じました。本当のところはわからないのですが（気のせい？）、なにか意図があって、そうしたのでしょうかね。ちょっと違和感を覚えましたけれど。

 

冒頭は、映画「ジョーズ」のように不気味で容赦なく始まる。“ブルー”と呼ばれる恐竜とのふれあいは映画「E.T」のようだし、3人で逃げまくるところは映画「インディ・ジョーンズ」を彷彿とさせます。

 

まさに、スピルバーグ色の濃い作品でした。

前作品を観ていなくても、忘れていても、十分に楽しめる映画でした！！さすがです。

 

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