映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』感想

ダンブルドアの秘密・・・それはフォグワーツ魔法学校の校長だったアルバス・ダンブルドアの秘密でもあり、ダンブルドア家の一族の秘密でもあります。

当初三部作とする予定だったのが5作品となった『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。

原作小説本はありません。

J・K・ローリング自身が脚本チームに加わっていますから、小説を書いて映像化するのをすっとばして、映像化ありきで映画化されたのでしょう。

そのほうが手っ取り早いともいえます。

活字で読みたい人は
映画オリジナル脚本版
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
があります。

 

映像をみていないと、想像しづらいですので、映画を観てから読むことをおすすめします。

 

 

アルバス・ダンブルドアの秘密

映画の冒頭で、アルバス・ダンブルドアとグリンデルバルドの関係を知ることになります。

二人は以前、深い愛のため、血の誓いを立てていました。

魔法界の血の誓いですので、相当強力な力が作用します。

裏切ろうとする心をいだくだけで、魔法の力で痛めつけられます。それは命を落としてしまうかもしれません。

だから、アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドと戦うことができない。

代わりにニュートたちのチームが結成されグリンデルバルドの悪事を阻止しようとするのです。

 

 

ダンブルドア一族の秘密

本作に登場したダンブルドアは以下の通り。

•クリーデンス・ベアボーン / アウレリウス・ダンブルドア
•アバーフォース・ダンブルドア
•アルバス・ダンブルドア
•アリアナ・ダンブルドア

そう、驚きはクリーデンスですね!

孤児だったクリーデンス。自分の出自にこだわります。それが明らかになります。

ダンブルドア家と、どうかかわっているのかは、映画でのお楽しみ♪

アルバス・ダンブルドアの弟も登場します。あまり仲の良い兄弟には見えません。

そういえばニュートも兄とはあまり仲がよくなかったと言っていましたね。

 

 

魔法動物

今回登場した動物の中には、麒麟がいます。

首の長い動物園で人気のキリンではなく、中国の伝説に出てくる架空の動物です。

麒麟の姿形は、映画スタッフたちが考え出した見た目です。

魔法界で重宝されている動物ということもあって、見たことのない姿形です。

しかし敬われている高貴な動物には見えなかったですね。

難しいものですね。

前作で日本のカッパと登場させるなど、空想上、伝説上の動物を魔法界の動物として存在させている世界観がおもしろいですね!

三作目は二作目で謎だった部分がだいぶ解消されます。

そういった点でも、納得のいくストーリーで、三部作で終了といわれてもおかしくない傑作の出来だと思います。

でも続きがあるのは、とっても嬉しいです!

映画
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
2022年4月8日公開