映画『SING/シング: ネクストステージ』前作を上回る感動作!感想&あらすじ

ストーリーが前作を上まわるおもしろさ♪ミュージカル舞台の演出が素晴らしい!テーマは宇宙。近未来と宇宙の映像がキレイ。アニメだからこそできる演出。

そしてホロリとするエピソードも感動的な音楽とともに加わります。

 

 

声優陣が豪華!

歌がいいですね。みなさん、聴かせてくれる素晴らしい歌声です。

内村さん、前作よりいいですね。

坂本真綾さんも安定した歌と声。

長澤まさみさんも歌が上手いです。

前回ネズミで登場していた山寺宏一さんも、ダンスインストラクターの猿役だったのですね。さすがになんでもこなしますね。

伝説のロックスターをB’zの稲葉浩志さんが担当とは。歌声を聞いてハッとしましたね。

歌わなかったですが大地真央さんも登場。

豪華ですね~。

 

 

キャスト

バスター・ムーン:(内村光良) – 劇場支配人のコアラ。

ロジータ: リース・(坂本真綾) – 25匹の子ブタの母。

アッシュ: (長澤まさみ) – ヤマアラシの少女。パンクロックギタリスト。

ジョニー: (大橋卓弥) – 歌手兼ピアニストのゴリラの少年。

ジミー・クリスタル: (大塚明夫) – メディア界の大物。クリスタル・エンターテインメントを経営する狼。

ミーナ: (MISIA) -ゾウの少女。

グンター: (斎藤司) – ブタの男性。

アルフォンゾ: (ジェシー) – アイスクリーム売りのゾウの男性。

ポーシャ・クリスタル: (アイナ・ジ・エンド) – ジミー・クリスタルの娘の狼。

スーキー・レーン: (井上麻里奈) – ジミー・クリスタルのアシスタント兼スカウトの犬の女性。

ヌーシー: (akane) – ジョニーをレッスンしてくれたストリートダンサーのネコの女性。

ダリウス: エリック・(木村昴) – ミーナのデュエット相手。

クラウス・キッケンクローバー: (山寺宏一) – ダンスインストラクターの猿の男性。

ミス・クローリー: (田中真弓) – ムーンの秘書。イグアナの老婆。

ビッグ・ダディ:(三宅健太) – ジョニーの父親。ゴリラの男性。

ナナ・ヌードルマン: (大地真央) – バスターを応援する歌手のヒツジの老婆。

ノーマン: (奈良徹) – ロジータの夫。

クレイ・キャロウェイ: (稲葉浩志) – 伝説のロックスター。老いたライオン。

 

あらすじ

劇場支配人のムーン(コアラ/内村光良)の興行は街で大人気。連日チケットは完売の大盛況だった。

 

スカウトがきた

ある上演日にスカウトの女性スーキー・レーン(犬/井上麻里奈)が席にいることを見つけたムーンは大張り切り!みんなに励ましの声をかけ、高評価を得ようとしていた。レーンはメディア界の大物ジミー・クリスタル(オオカミ/大塚明夫)の部下だった。レーンに高評価を受けると更に大舞台へのチャンスが開けると思ったのだ。

ところがレーンは1幕で席を立ってしまう。追いかけたムーンに「実力不足!」と酷評し、とりつく島もなく帰ってしまった。

ガッカリするムーンだったがナナ・ヌードルマン(羊/大地真央)のひと言で考え直す。

「あきらめずにやってみよう!」

 

 

オーディションへ

ムーンは劇場役者に声をかけ夜行バスで大都会レッド・ショア・シティに乗り込んだ。そこで行われているとレーンに聞いたオーディションを受けようと思ったのだ。

しかし受付で門前払い。

清掃員になりすましてオーディション会場へ忍び込むムーンたち。

劇場裏からオーディションの様子をうかがうと、厳しい審査が行われていた。思うような人材が登場しないことに苛立つジミー・クリスタル。

ハプニングでラッキーにもムーンたちに見せ場がおとずれた。

と思ったら冒頭の説明で即刻失格。

題材がつまらないという。

まだなにも披露していないのに。

するとグンター(豚/斎藤司)が舞台の構想をペラペラと話し出す。

その中に伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイ(ライオン/稲葉浩志)の名前が挙がった。

クレイ・キャロウェイの名前に反応する、ジミー・クリスタル。彼も大ファンだという。

クレイ・キャロウェイと契約をして舞台に立たせる

という条件付きで、ムーンたちはあこがれの大舞台クリスタル・タワー・シアターで公演を行うことが決まった。

 

 

クレイ・キャロウェイの元へ

すぐに秘書のミス・クローリー(イグアナ/田中真弓)をクレイ・キャロウェイの元へフルーツ盛り合わせを持たせて交渉に行かせた。

ところがクレイ・キャロウェイは妻を亡くしてから15年間引きこもり生活を送っていた。ミス・クローリーはクレイ・キャロウェイから追い払われてほうほうの体 で戻ってきた。

 

 

大急ぎで舞台作り

また出演が急に決まったものだから舞台の内容自体、完成していなかった。

ムーンはグンター(豚/斎藤司)と一緒に必死に脚本を書き上げていた。

主役はロジータ(豚/坂本真綾)にした。ロジータも大喜びだった。

ところが稽古を始めると、ロジータは高いところから飛び降りるシーンで足がすくんでしまう。

がんばれ、がんばれ

と皆が励ます中、ジミー・クリスタルの娘ポーシャ・クリスタル(狼/アイナ・ジ・エンド)がやってきて

「やりたい!やりたい!」

と主張して難なくこなしてしまう。

それを見たジミー・クリスタルは娘を主役にするように念を押す。ロジータは自ら主役を降りる。それが舞台のためだからと。

 

 

ふたたび説得に

ムーンはアッシュ(ヤマアラシ/長澤まさみ)と共にふたたびクレイ・キャロウェイを説得しに家へ向かった。

クレイ・キャロウェイは頑固として拒否する。しかたなくムーンはいったん戻る。アッシュは残って説得を続ける。

 

 

近づく公演日

ムーンの留守をまかされたミス・クローリーは厳しくみなに声をかけ準備をすすめていた。しかしポーシャは稽古に2時間も遅刻してきたり勝手気ままにふるまう。

ムーンが戻ってきて通し稽古になった。ポーシャは高いところから飛べても台詞は棒読み。やっぱり主役をロジータに戻そう、ポーシャは別の役にしよう。

ムーンはポーシャを説得したが、ポーシャは「クビになった!」と大げさに泣きわめく。娘を主役から降ろされたジミー・クリスタルも大激怒。

ムーンは高層ビルから落とされそうになる。

そこにテレビの生出演の時間がきたジミー・クリスタル。

命拾いするムーン。しかし部屋に監禁される。

 

逃げなければ

そこにレーンが現われ

「一刻も早くこの街から逃げなさい。そして二度と戻ってこないように。やはりあなたちがいるような街ではなかったのよ」

と逃がしてくれた。

ムーンはみんなを集めて逃げまくった。追いかけるジミー・クリスタルの手下たち。

 

 

説得できた?!

するとアッシュからクレイ・キャロウェイを説得できた!という知らせが入る。

「今、向かっているから!」

と言われる。

ムーンは決意する。

「一夜限りでも構わない!やり抜こう!」と。

ムーンたちはクリスタル・タワー・シアターに戻って準備を始めた。

 

 

やっぱり開幕だ!

まず、ホテルのレストランにロジータの大勢の子ども達(こぶた)を放つ。子ども達はやりたい放題の大暴れ。ホテル中の警備員たちに「レストランにくるように」と命令が走る。警備員たちがレストランに集まったところで、ムーンはホテルに泊まっているお客様たちに映像で呼びかけた。

「これから舞台を始めます。今夜は無料です。どうぞお集まりください」

お客様たちは一斉にクリスタル・タワー・シアターに駆けつけた。

そこでムーンたちの舞台が始まった。

それはそれは素晴らしい舞台。観客はスタンディングオベーションの大歓声。

 

 

激怒したジミー・クリスタル

しかしジミー・クリスタルに連絡が入った。

大激怒のジミー・クリスタルは、再びムーンを捕まえて高いところから突き落とそうとする。

どうなる?!ムーンは無事か?!

舞台は成功するのか?!

 

 

映画
『SING/シング: ネクストステージ』
2022年3月18日公開