『シンデレラ』ディズニー実写2015年ブルーのドレスが素敵♪

日本における正統派「シンデレラ」物語の実写映画です。実写ですのでアニメより物語が現実に近く感じます。

正統派というのは「シンデレラ」は世界中にいろんなバリエーションがあるお話だからです。でも現代に広く知れわたっている「シンデレラ」の物語なので「まあこんなもんだろう」とだいたいの人が納得いくストーリー展開です。

では注目すべき点は?というと

注目すべき点

キャスト

まずひときわ異彩を放つのは、継母役のケイト・ブランシェット。

バッチリメイクと衣装で決めています。冷たいいじわるぶりも見ものですね。

 

 

衣装

鮮やかでビビットなカラー、奇抜なデザインの衣装が楽しいです♪

“家で絶対に着ないでしょ”、“アイロンとかどうするの?”といったインパクトのあるデザイナーズファッションが次々と登場します。

「これは?!」と思う箇所で再生をストップしたり、スローにしてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

シンデレラのドレス

なんといってもシンデレラのドレスがすごい!!

ブルーのロングフレアギャザースカート。

光り輝く青色は美しく、王子様とのダンスでくるくる回るときのスカートが波打つ様はうっとりします。

ふつうに考えたら相当の量の布を使っています。でなければあんなふうなスカートにはなりません。それに相当重いだろうし。スカートをくるくる回すのに結構練習したのでは?なんて思いながらみていました。

とっても素敵です♪

しかし本当の布でできているのか、映像加工なのかは不明です。

 

 

ネズミとともだち

シンデレラは家に暮らすネズミたちと仲良しです。まるでペットのように接しています。この解釈はディズニーだからなのか、アメリカ人だからなのかわかりません。普通に家に住み着くネズミはばい菌をたくさん持っている動物なので衛生的にはとても危険です。なにも知らない子供たちが映画を観てネズミに親近感を持ったら・・・と思うと心配です。アメリカ映画ではよくある光景ですね。日本の映画ではあり得ません。

 

 

名前の由来

「シンデレラ」の和名は「灰かぶり」。

継母から使用人のようにこき使われて、暖炉の近くで夜をすごしていたからいつも灰まみれになっていたため

と言われています。

 

 

正統派のストーリー

シンデレラの母が亡くなって父が再婚し、二人の姉と継母が家にやってくる。

その後まもなく父は亡くなってしまう。

すると継母の指示で、使用人のように家事をいっさい引き受け朝から晩まで働きづめになるシンデレラ。

ある日城で王子様が花嫁を選ぶパーティが開かれるという。村の年頃の女性は身分関係なく全員参加してよいとのこと。

姉二人は着飾って継母と共に出かける。シンデレラは用事を言いつけられすっかり遅くなってしまった。しかしパーティに行くにしても着ていくドレスがない。

悲しみにくれていると、家に老婆がやってきて「水を恵んでほしい」という。

水をあげると老婆は「パーティへ行かないのか?」と聞いてきたので、シンデレラは「着ていくドレスがない」と答える。

すると老婆は杖を取り出し、呪文を唱えてシンデレラが着ていたみすぼらしい服を素敵なドレスに変えてしまった。

シンデレラが驚いていると老婆が「城に行くには馬車が必要」と言って、そのへんにころがっていたカボチャに杖をむけてカボチャ型の馬車に変身させた。

馬車を引く馬はそのへんにいたネズミたちを、御者はトカゲを変身させた。

「さあ、早く行きなさい」
とシンデレラをせかすと、みすぼらしい靴が見えたので靴も魔法で変えた。それはガラスの靴でシンデレラの足にピッタリとはまった。

そして
「夜中の12時には戻ってくるように」
とよくよく念を押す。12時には魔法がとけ、大変なことになるからと。

シンデレラはカボチャの馬車に乗りお城へ到着。王子様はシンデレラの美しい姿にひと目ぼれする。シンデレラも素敵な王子様を好きになり二人は楽しい時間をすごす。

しかし時はあっという間にすぎ、城の時計が12時の鐘を鳴らし始めた。

シンデレラは急いで帰ろうと城の階段を駆けているとガラスの靴が片方脱げてしまった。

それを拾っている時間がないと判断し、そのまま立ち去った。

なんとか間に合って家にたどり着いたシンデレラ。

その後、継母と姉たちが帰ってきて、きょうのパーティに素敵なお姫様が現われた話をした。それがシンデレラだとは気づかない3人だった。

 

お城の王子様は、シンデレラが置いていったガラスの靴の持ち主を探そうと家来たちに命じ村中の年頃の女性がいる家を探し歩いていた。

どこの家の娘も無理矢理足を靴にはめ込もうとするが、ピッタリとサイズが合う娘は一人もいない。

とうとうシンデレラの家にも来た。姉二人も無理矢理足を入れるがダメだった。

落胆した家来たちが帰ろうとすると、もうひとり娘が目に入った。みすぼらしい服装だったが、“年頃の女性は全員”という王子様の命令どおり、呼び寄せて足を合わせてみると、ピッタリとサイズが合った。

一同は感嘆し、シンデレラは城に招かれ、王子様と結婚し幸せに暮らしましたとさ。

 

 

ペロー

以上のストーリーはフランスの詩人・作家であるシャルル・ペローによるものだと言われています。

ペローはグリム童話より以前に民間伝承をまとめた「ペロー童話集」を出しています。ペローは昔話を収集し、自分なりのアレンジを加えた物語を作り上げたと言われています。

 

 

グリム童話

「グリム童話」はドイツのグリム兄弟が収集した昔話をもとに作り上げた物語です。グリム兄弟が発表した「シンデレラ」は結末が残酷になっています。

それは

・姉たちはガラスの靴に自分の足を合わせるためにナイフで足をそいだ。

・シンデレラの結婚式で姉たちは白鳩に両目ともくり抜かれてしまう。

・あるいは、母ともども処刑されてしまう。

などです。

しかしディズニー映画は家族で楽しむ映画なので、残酷な部分は採用していません。ご安心を。

映画
『シンデレラ』
2015年公開