『ナイト・オブ・シャドー』ジャッキー健在!人間vs妖怪のバトル
単純におもしろそう!
と予感がして選びました。
予感的中!
難しいことは一切なく
気軽にとても楽しめました。
ストーリーもおもしろいです。
ちょっとしたギャグもところどころに散りばめられていてクスっとした笑いが劇場内に起きていました。
ジャッキーチェンの
キビキビとした動作は健在です。
もう60歳をとうに超えていたのですね。
信じられない若さです。
動きも見た目も。
スピーディな展開で
間延びするところはなく
特に
鏡の妖怪と戦う場面と
ラストの地獄へ落ちてからのシーンは
目が離せません。
プウ先生の上半身と下半身が離れてしまい
そのまま戦うシーンは笑えます。
昔の中国の風景や衣装に興味津々です。
あんな尖った山の中腹に
家を建てますかね~。
さすが中国はスケールが違う!
目次
原案本
太宰治や手塚治虫など日本の文化人たちに
影響を与えたという
怪異短編集の最高傑作
『聊斎志異(りょうさいしい)』
の原作者・蒲松齢
をモデルに
ジャッキー・チェンが
作家役を演じています。
蒲 松齢(ほ しょうれい)
1640年6月5日
~1715年2月25日
清代の作家。
『聊斎志異』
491編から構成されている
世に伝わる奇異な事柄を
収集した本。
その『聊斎志異』の中から
短編を選びアレンジしたのが
今回の映画のストーリーの
核になっているようです。
主な登場人物
プウ先生
=ジャッキー・チェン小説家であり
妖怪ハンター。数々の妖怪と共に暮らしている。
『陰陽の筆』という魔法の筆を
操って妖怪を封印退治している。
プウ先生の手下
豚の妖怪
悪事をしてプウ先生に捕まる。
先生の手下となって協力する。
女の子の妖怪
ピンクのおかっぱ頭
木の妖怪
木の枝が必要に応じて
何本も長く伸びて先は手のように掴んだりできる。
人間のように
立って歩くことも出来れば仰向けに寝ると“木の舟”になって
プウたちを乗せて空を飛ぶ。
緑の妖怪
おならが武器。
すごく臭い。
放たれた相手は
大ダメージを受ける。
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ヤンフェイ
国の役人だったが
プウ先生に弟子入りする。
若者。
鏡の妖怪
美しい女の妖怪。
鏡の世界と人間の世界を
自由自在に行き来する。美しく不老不死を保つために
人間の魂を必要とする。
シャオチン
美しい女の妖怪。
元人間。同じく人間の魂を吸い取らなければ
死んでしまう。イエンに影を貸した。
チュイシャ
若いイケメン。
元ヘビの妖怪。
シャオチンから影を借りて
のちに人間になった。
あらすじ
プウ先生は小説の執筆業のかたわら
妖怪退治にも精を出していた。
プウ先生が
『陰陽の筆』で呪文を書いて放つと
呪文は鎖に変身し、妖怪を縛る。
そして分厚い本を開いて呪文を唱えると
妖怪は本に吸い込まれる。
そこで本を閉じると
目の前から妖怪は消える。
妖怪は地獄の門へと送られ
やがて焼かれて灰になるという。
女性失踪事件
村で若い女性が消えてしまうという事件が次々に起きていた。
とうとう知事の娘も連れ去られ
知事の命令で役人が捜査に動き出す。
鏡の妖怪退治
プウ先生も
妖怪退治に現場の鏡屋に行ってみると
そこには鏡の妖怪がいた。
鏡の妖怪と一騎打ちになったプウ先生は
『陰陽の筆』を使い
鏡の妖怪を本に封印した。
チュイシャとチュイシャ
ところが美人妖怪はもうひとりいた。
彼女・シャオチンは元は人間で
ある事情で妖怪になっていた。
シャオチンから影を借りて
のちに人間になっていた
イケメン妖怪のチュイシャは
自分が妖怪に戻り
シャオチンを人間に戻したかった。
なのでプウ先生が『陰陽の筆』を使い
シャオチンを退治するのを
懸命に邪魔をする。
挙げ句の果てに
プウ先生の『陰陽の筆』を盗んで
地獄に飛び込んでしまった。
まとめ
プウ先生の手下の妖怪たちは
可愛くておもしろいキャラクターです。
うまく宣伝できれば
ヒットしそうですけどね~。
大人も子どもも楽しめる映画です。