岡田准一主演『燃えよ剣』10月15日公開!止まらないおもしろさ!

岡田准一主演映画『燃えよ剣』は新選組の活躍を描いた映画です。

新選組は幕末のわずか6年の活動でしたが、現代でも大変な人気があり、数々の作品でも取り上げられています。

古くは1928年の映画『維新の京洛 竜の巻 虎の巻』など戦前からあります。

司馬遼太郎の『燃えよ剣』は1962年から連載された作品ですから今から50年以上も前に発表されたことになります。

新選組を題材とした作品は、その後も多くの作家により発表されておりますが、司馬遼太郎の『燃えよ剣』がなぜまた今、映画の原作に選ばれたのでしょう。

それは小説自体、一度読み始めると止まらないくらい面白いからでしょう。

読者が身近に想像できるくらい新選組が詳細に生き生きと描かれています。

たとえば司馬遼太郎は土方歳三のことを「猫のよう」とたとえています。それは司馬遼太郎が作り上げた人物像でしょうけれど、主人公の土方歳三の微細な心の変化や行動に徐々に「土方だったらこうするかもしれない。こんな気持ちになるだろう」と引き込まれていきます。

司馬遼太郎は莫大な資料と緻密な取材で下調べに時間をかけることで知られています。だからここまで書けるのでしょう。

岡田准一主演映画『燃えよ剣』は司馬遼太郎の小説が原作となっていますからストーリーは間違いなく面白いでしょう!

 

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近藤勇と土方歳三の関係

まず近藤勇と土方歳三の関係ですが

小説に描かれている二人は

新選組局長の近藤勇と副長の土方歳三はどちらも武州多摩出身

近藤勇の上石原と土方歳三の石田村は三里(約12キロ)と離れていない近さ。

義兄弟の縁をむすんでいる。

ふたりっきりのとき、近藤勇は土方歳三を「トシよ」と呼んだ。

京に上ったときに「土方君」「近藤(さん)先生」と呼ぶようにしようと二人で決める。

二人とも武士に対して、鮮烈な理想像をもっている

それが大政奉還のあたりから二人の考え方に微妙なズレが生じ始めます。

 

 

小説あらすじ(途中まで)

近藤勇江戸小石川に道場を開いていた。

土方歳三沖田総司井上源三郎など目録以上が1ヶ月のうち何日かを交代で出張稽古を行ない道場経営を維持していた。

 

土方歳三初めての人斬り

ある夜、土方歳三が府中の六社明神の祭礼で知合った猿渡(さわたり)家のお佐絵さまの処に忍び込んでいるところを

甲源一刀流の剣客
六車宗伯(ろくしゃろうはく)

に見られてしまった。

誰にも素性を知られたくなかった土方歳三は初めて殺しを覚悟する。

六車宗伯は武州一円の達人と恐れられていたがあっけなく土方歳三に切られてしまった。

 

七里研之助の復讐

その後、六車宗伯が師範代を務めていた比留間半造道場

七里研之助

が六車殺しの下手人を捜しているとウワサで聞く。

七里研之助は、土方歳三が六車殺しの下手人

だとつきとめた。

しかし七里研之助は土方歳三を役所に訴えずに自分たちで決着をつけようと

分倍河原の橋の上
戌の下刻
二人ずつ

でくるようにと約束する。

土方歳三沖田総司と二人で行ったが七里たちは大勢で待ち構えていた。

そのため、戦いはしたが決着は着けずに逃げて帰った。

七里研之助はこの後も決着をつけようと何度も土方歳三を追い回すが結局、比留間道場から追い出されて行方をくらます。

 

江戸で疫病流行

江戸でハシカとコレラが流行ったために近藤の道場も経営が困難になる。

 

浪士組に加わる

そんなおり幕府肝入りの「浪士組」結成の動きがあることを知り、経済的なこともあり加わることにした近藤たち。

土方歳三は姉のおのぶ夫妻に

「将軍・大名が持つような名刀を買いたい」

と100両の無心をする。

そして江戸中の刀屋を駆け回り「和泉守兼定」を五両で買う。

 

清河八郎殺害計画

京に上ったおり清河八郎より

「表向きは幕府側で将軍の護衛だが、真実は尊皇攘夷の先駆けである」

と明かされた。

「話が違うではないか」と清河八郎を「斬る」ことを決意した土方歳三と近藤勇。

 

芹沢鴨を仲間に

清河八郎暗殺とその後のことも考え、水戸脱藩浪士の芹沢鴨たちを仲間に引き入れた。

しかし襲撃するも失敗。

その後、清河八郎は幕府側の使者により暗殺されている。

 

新選組誕生

京都に残った近藤勇たちは、水戸徳川家の京都屋敷に詰めている芹沢鴨の兄に働きかけてもらい「京都守護職」として「新選組」を誕生させた。

 

芹沢鴨暗殺

芹沢鴨たちの悪い評判がたつようになる。

遊興費の踏み倒しは当然、酒乱で怒気を発して器物を割ったり、狼藉を仕掛けたりするという。

歳三は新見錦を切腹させ、その後島原で寝入っていた芹沢鴨らを襲撃。芹沢派は壊滅した。

芹沢鴨の死因は病死として告別式も行なった。

 

厳しい掟

将軍家茂が入洛することになり幕府は「浪士取締令」を出した。

このときから新選組が悪鬼のような働きをしはじめ京に血の雨を降らせる。

歳三の作った「局中法度書」は厳しすぎた。

隊員でも敵を仕止めきらずに逃がした場合、切腹。

隊員で戦いに臆した者は死刑。

脱退は死刑。

 

池田屋襲撃事件

池田屋襲撃事件が起こり、新選組は「抜群の働き」とし褒賞の金子がくだった。

しかし近藤勇も土方歳三も幕府の新選組への評価に満足しなかった。

 

山南敬助の脱走

山南敬助
「なんのために人を殺さねばならぬのか、わからなくなった」
と近藤勇あての書き置きを残して脱走した。

土方歳三は沖田総司に山南敬助を追いかけさせ、隊法に従って脱走の罪で切腹させた。

 

歳三、お雪に出会う

ある夜、七里研之助の襲撃に遭った土方歳三は傷をうけ、露地に逃げこんだ。

そのとき頭上の小窓がひらき女性が顔を出した。

35~36歳くらい。武家育ちらしいたしなみをもち江戸風の顔立ち。目が一重で色が浅黒い。

焼酎をもらい傷にかけ、駕籠を呼んでもらった。

女性の名は。後家であった。

紅霞(こうか)という号で画を描いていた。

土方歳三はお雪のもとに通うようになる。お雪の前ではひどく饒舌になった。

お雪は頭のいい聴き手だった。

 

七里研之助を殺害

お雪の家の帰り、七里研之助に出会う。

その晩、二条河原で七里研之助と決着が着く。

 

伊東甲子太郎の分派

伊東甲子太郎天朝の新兵・御陵衛士として分派していった。

新選組は正式に幕臣となった。

しかし隊士が減っていた。闘死、隊法での切腹、逃亡、病死。

それと伊東甲子太郎らの分裂。

残った隊士の中には伊藤らのスパイと思われる者が10人ほど、挙動不審な者が数人いると思われた。

現在百数十名。あと五十人はほしかった。

募兵するために土方歳三が江戸へ向かい28人を連れて戻ってきた。

 

大政奉還

しかし帰りの小田原で大政奉還の知らせを聞いた。

このころから近藤勇の決意が揺らいでいるように土方歳三は感じ始める。

 

新選組の中でも人気の土方歳三、近藤勇、沖田総司、伊東甲子太郎が小説ではどのように描かれているか、また4人を演じた歴代俳優はこちらからどうぞ☆

岡田准一主演『燃えよ剣』小説の土方、近藤、沖田、伊東と俳優たち

2021年10月15日公開
『燃えよ剣』

監督:原田眞人

土方歳三:岡田准一

お雪:柴咲コウ

近藤勇:鈴木亮平

沖田総司:山田涼介

松平容保:尾上右近

徳川慶喜:山田裕貴

井上源三郎:たかお鷹

孝明帝:坂東巳之助

山南敬助:安井順平

永倉新八:谷田歩

藤堂平助:金田哲

斎藤一:松下洸平

山崎烝:村本大輔

原田左之助:吉田健悟

岡田以蔵:村上虹郎

糸里:阿部純子

ジュール・ブリュネ:ジョナス・ブロケ

七里研之助:大場泰正

佐藤のぶ:坂井真紀

佐藤彦五郎:山路和弘

外島機兵衛:酒向芳

新見錦:松角洋平

久坂玄瑞:石田佳央

桂小五郎:淵上泰史

中島登:渋川清彦

大沢逸平:マギー

宮部鼎蔵:三浦誠己

伊東甲子太郎:吉原光夫

市村鉄之助:森本慎太郎

清河八郎:高嶋政宏

丸十店主:柄本明

本田覚庵:市村正親

芹沢鴨:伊藤英明

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