映画『感染列島』今見たら身に迫る?!

コロナ禍で人気になっている映画です。

私も映画公開当時観ていましたが、久々に観てみました。

この映画は2009年1月公開ですが、公開された3ヶ月後に新型インフルエンザが世界的流行となったそうです。

映画でも最初は新型インフルエンザかと思われていたところ、そうではなく未知のウイルスだったという設定です。

しかし飛沫感染する様子のCGスローモーション映像や、防護服をきて対応する職員の姿を見ていると、今のコロナに通ずるところがあると感じます。

コロナ流行初期のイタリアの病院の映像のようにも見えます。

 

 

感染者と死亡者

映画では

※日本で第1感染者死亡から9日後

感染者2310人 死者856人

 

※2週間後
日本から各国が退国

 

※50日後
感染者人250万人  死者90万人

 

※半年後
感染者人3950万人  死者1120万人

で収束。

 

というものすごい数の人が感染し犠牲になっています。

 

単純に日本国民の3人にひとりは感染し、10人にひとりは亡くなっている。

という数ですが、この桁違いの数に「ないない、ありえない」「映画っておおげさ」と思ってしまいます。

逆に「こわい!」と思う人もいるでしょうか。

 

映画公開当時は実感として沸きませんでしたが、今は身に迫るものがあります。

最後まで一気に見てしまいます!

 

 

WHO

映画ではWHO職員として檀れいさん演じる小林栄子が派遣され、病院の指揮をとります。その病院には小林栄子が講師時代研修医だった松岡剛(妻夫木聡)がいて久々に再会します。

WHOからひとりだけ派遣されてくるというのも実感がありませんが、今まで日本がそのような自体になったことがないのですから、そういうものかと思わざるをえません。

WHOの、小林栄子のやり方に反発する病院との関係も見どころのひとつでしょう。

 

 

佐藤浩市さん

佐藤浩市さんが出演されているのを見て、なにか重要な役どころかと思っていましたら、第1感染者の口から吐き出した血をあびて自身も感染してしまい、早々に亡くなってしまいます。

あっけなかったですね。

でも印象に残りました。

 

 

田中裕二さん

看護師役の国仲涼子さんの旦那さん役です。幼い女の子の手を引いて歩いたり、励ましたりする優しいパパです。この映画の撮影から数年後、プライベートで女の子のパパになりますし実際溺愛しているそうですね。ほほえましいシーンです。

 

 

あらすじ(冒頭)

2011年1月。

いずみ野市立病院にかぜの症状をうったえる男性が奥さんと一緒に診察を受けにきた。

診察した医師・松岡(妻夫木聡)は風邪と見立てて
「様子を見ましょう」
と伝える。

 

その後病院に急患が運ばれてきた。

見ると松岡が風邪と診察した男性だった。患者は肺炎を起こし苦しんでいる。やがて吐血し、それは医師・安藤(佐藤浩市)の顔面にかかってしまう。

必死の手当の甲斐無く、この患者は亡くなってしまう。そして安藤もこの患者と同じ症状を起こし亡くなってしまう。

 

この病気は、症状から「新型インフルエンザ」だと判断され、近くの養鶏所がその原因ではないかと視察団が入った。

というものフィリピン北部の山岳地帯にニワトリ由来の新型インフルエンザが発症していたからだ。

養鶏所の社長にはひとり娘がいたが、このことにより学校でいじめにあう。

社長宅にもこころない人から石を投げつけられ窓ガラスが割られたり、風評被害などがあり、社長は娘を残して自殺をしてしまう。

 

社長が亡くなったあとに、鳥由来の新型インフルエンザではなく、未知のウイルスだということが発表された。

病院は人であふれ、街は封鎖され、住人の中には他の地域へ逃げる者もいた。

WHOから小林栄子(檀れい)が派遣され、病院の陣頭指揮をとる。

このウイルスの名は「ブレイム」と名付けられた。

 

主なキャスト

〈いずみ野市立病院〉
松岡剛(救命救急医) – 妻夫木聡
三田多佳子(看護師) – 国仲涼子
高山良三(院内感染対策主任) – 金田明夫
宮坂(救命救急医) – 宮川一朗太
池畑実和(看護師長) – キムラ緑子

鈴木蘭子(看護師) – 馬渕英俚可
柏村杏子(看護師) – 小松彩夏
小森幹夫(研修医) – 三浦アキフミ
深見修造(院長) – 田山涼成
安藤一馬(救命救急医) – 佐藤浩市(友情出演)

 

〈WHO〉
小林栄子(WHOメディカルオフィサー) – 檀れい
クラウス・デビッド(WHO西太平洋事務局医師) – ダンテ・カーヴァー

 

〈厚労省〉
古河克也(厚労省感染症情報管理室長) – 久ヶ沢徹
厚労省の職員 – 佐藤恒治、山中敦、山本東
田嶋晶夫(厚労大臣) – 三浦浩一

 

〈三田家〉
三田英輔(多佳子の夫・会社員) – 田中裕二(爆笑問題)
三田舞(多佳子の娘) – 松本春姫

 

〈真鍋家〉
真鍋秀俊(第一感染者) – 山中聡
真鍋麻美(秀俊の妻) – 池脇千鶴
立花修治(麻美の父) – 嶋田久作

 

仁志稔(畜産大学獣医学教授) – 藤竜也
鈴木浩介(フリーのウイルス研究者) – カンニング竹山
神倉章介(養鶏業) – 光石研
神倉茜(章介の娘) – 夏緒
本橋研一(茜の彼氏) – 太賀
研一の両親 – 武野功雄、仁藤優子

田村道草(市役所保健課) – 正名僕蔵
TVキャスター – 吉川美代子(TBSアナウンサー)
TVレポーター – 山中秀樹

 

スタッフ

【脚本・監督】瀬々敬久
【主題歌】 レミオロメン「夢の蕾」
【音楽 】 安川午朗

 

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