映画『グリンチ』声:大泉洋・発明家グリンチの小道具が見逃せない

もともとストーリー的には単純なお話。孤児院でさびしい思いをしたグリンチがクリスマスをキライになって、いじわるをするけれども、村人の歌に感動して改心する。これだけの原作を見事に肉付けし、90分弱も飽きない映像にしたのはお見事です。

みどころは、なんといっても、おもしろすぎる発明品。グリンチはとても頭が良く、現実には不可能な、便利でクスッと笑えるグッズが出てきます。それはスピーディーに展開するので、見逃せません。

そしてグリンチ唯一のペットor友だちorしもべ?である、犬のマックスの表情も見逃せません。嬉しそうな顔やガッカリの顔など、細かく変わります。どんなにひどい仕打ちをされても、御主人様であるグリンチを慕って尽くしてくれます。いとおしくなる、かわいいマックス。

吹き替えにしましたが、とても良かったです。
大泉洋さんはもちろん、秋山さんも上手で最初はだれかプロの声優さんかと思いました。ナレーターも若いベテランといった味のある声で心地よい感じ。見終わってから宮野さんの経歴を見て驚き納得しました。

そして、村の映像もとてもキレイで素敵です。そのうちテレビでも観られるかもしれませんが、こんなに素敵な映像は映画館で観ておいたほうが絶対にいい!ということで、もう一度行ってきました♪

今年の映画で2度行きたいと思った映画はいくつかありましたが、ホントに行ったのは、グリンチでした☆