映画『イエスタデイ』ビートルズの楽曲は世代を超える?!

「ある日突然世の中がビートルズの存在を知らない世界になっていて自分だけがビートルズの楽曲を知っていた!」という予告に「オチはどうするんだろう?!」と最後の展開は気になっていました。

 

映画の終盤はビートルズと同じように主人公・ジャック以外「ハリーポッターを知らない」世界になっている!といった話もはさんでいました。

ジャックは「これ以上は××」といった風にクビを振っていましたが。

 

なんにも考えずにタダ見る分には「おもしろい」映画なのかもしれません。

でも「自分勝手」なストーリーです。

 

ズルイことをしたんだから、その罰を受けるといったディズニーアニメっぽい展開もありません。

身勝手なことをしても回りがいい人だらけでぜーんぶ許されてしまう!

といった究極の自己中ストーリー。

 

エンターテイメントなんだからそれでいいんだ!

と言われてしまえばそれまでですけど。

 

私はそう感じましたが、ある人のレビューではそれを

「嘘をつけない優しさが貫き通されてとても良かった」

と評価していました。

そんな風に評価する人もいるんだと“目から鱗”でした。

 

ビートルズファンの評価は批判も見ましたが、おおむね良好のようです。

しかしビートルズの楽曲を知らなければ、ちょっとわかりづらいかもしれません。

映画の監督も脚本家も1950年代生まれでビートルズ世代でしょうから

『ビートルズの楽曲は誰が聴いても素晴らしいと感動する』

という主観が根底にあります。

 

はたしてそうでしょうか?

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のときは、クイーンを知らない世代も巻き込みました。映画で新たにクイーンファンになった人も大勢いました。それはひとえにクイーンの楽曲が良いと感じる人が多かったからだと思います。

 

ビートルズの楽曲はどうでしょうか。

 

ビートルズの楽曲は世代を超えて支持され続けるでしょうか。

あらすじ

主人公のジャックはディスカウントストアでアルバイトをしながら、音楽活動をしていた。

お店では上司からは評価されていなかったが、お客からの評判が良いので「社員にしてあげてもいいがどうするか」と言われ、早急に返事をしなければ「クビ」だと告げられる。

社員になると今までのように音楽活動が出来なくなるかもと悩むジャック。

しかし今まで自分なりにやってきたけれど芽が出なかったのだから、ここであきらめて社員という安定を選んだほうが賢明かもしれないと、幼なじみ兼マネージャーのエリーに相談する。するとエリーは「なぜあきらめるの?!」と激怒。

そんな折、世界的規模で停電が発生。その瞬間ジャックは交通事故にあう。

昏睡状態から目覚め、無事に家に帰るジャック。

すると世界は「ビートルズ」を知らない世界に変わっていた!

インターネットで「ビートルズ」と検索してもヒットしない。自分が持っていたビートルズのレコードアルバムを探してみたが消えていた!

自分の頭の中にあるビートルズの歌だけが唯一存在する楽曲なんだと気づいたジャックはできる限り曲を思い出して練習して自分のものにしていって発表した。人々はジャックの曲を絶賛し、天才扱いする。

やがてテレビ出演、レコード発売、デビューとトントン拍子に話が決まり、コンサートまで行なった。すると「ジャックに面会したい」と二人の男女が楽屋へやってきた。

ジャックはビートルズの曲を自分が作り出したかのようにして歌っていることを見抜かれ責められるのではとおびえる。

すると。。。

映画
『イエスタデイ』
2019年公開

 

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