映画『嘘八百 京町ロワイヤル』前作よりパワーアップのおもしろさ
広末涼子さんがテレビのインタビューで
「前作は三日で回収したらしいんですよ」
と発言し、そのときのMCの方に
「やめなさいよ、そんな言い方は」
と注意されていた番組を見て驚きました。
前作がそんなにヒットしていたなんて！
目立った印象はなかったのですが、地道にヒットし次回作も叶ってしまう。
というのはよい展開ですね～。
広末涼子さんは撮影時期は朝早く起きて、茶道の一連の動きとタバコを吸う練習してから撮影所に出かけていたそうです。
茶道やタバコの場面が出てきたときは、
「このシーンを毎朝練習していたのね～」
と感慨深かったです。
映画館内は、笑いがときどき起きていて、あたたかい雰囲気に包まれていました。
これは次回もあるのでは？！
と期待してしまうほど、パワーアップしたおもしろさでした！
その場合、広末涼子さんもサギ仲間として中井貴一さん、佐々木蔵之介さんと並ぶ主要メンバーになるのか、ちらっと出演するのか、悩みどころかもしれないですね～。
毎回主要マドンナを変えて『寅さん』のようにするのもいいですしね。
どっちでもアリのような終わり方にしていました。
最近でいえばフジテレビドラマの『コンフィデンスマンJP』を思い出させるような、大勢での大がかりな詐欺芝居には驚きました。
ただ成功報酬が
少なっ！
と思ってしまいましたが。
ストーリーもよくできていると思いますし、演技達者なキャストで、おもしろい映画でした♪
あらすじ
小池則夫（中井貴一）の店はテレビ中継されることになった。
やってきた古美術店「嵐山堂」の二代目社長（加藤雅也）と鑑定家の億野万蔵（竜雷太）は、則夫の店の品を散々にけなして帰っていった。
その後、則夫の店に着物姿の美しい女性（広末涼子）が訪ねてきた。
茶器の写真を見せて自分が留守の時に認知症の母が誰かに渡してしまったので「探している」という。
則夫が写真を見ると”古田織部”の”はたかけ”という幻の茶器だった。
則夫は
「まかせてください」
と引き受ける。
*********************************
野田佐輔（佐々木蔵之介）は妻（友近）と共に個展を開いていた。
そこに男（山田雅人）がやってきて札束をちらつかせて「お願いしたい仕事がある」という。
その様子をみかけた妻が怒って男を帰してしまう。
妻は
「もう贋作作りはやらないって決めたでしょう」
と野田につめよる。
*********************************
野田と則夫が街を歩いているとき、先日則夫の店に来て”古田織部探し”を依頼した女性が洋服姿で歩いているのを見かけた。
後をつけてみるとクラブに入っていった。
野田と則夫も店に入り女性と対面した。
女性はクラブのホステスだった。
正体がバレたと開き直った女性は、自分の素性を話し始めた。
名前は志野という。
先日の話もウソだった。
しかしクラブの常連である「嵐山堂」二代目社長と鑑定家の億野万蔵の情報はつかんでいた。
二人には裏の顔があったのだ。
そこで則夫と野田、志野が組み、いつものメンバーやその他も巻き込んで、一大計画を決行する。
【出演者】
小池則夫（中井貴一）
大原いまり（森川葵）小池の娘
野田佐輔 （佐々木蔵之介）
野田康子（友近）野田の妻
野田誠治（前野朋哉）野田の息子
橘志野 （広末涼子）
よっちゃん（坂田利夫）紙偽造の達人
西田 （木下ほうか）筆跡偽造の達人
材木屋（宇野祥平）指物偽造の達人
田中四郎（塚地武雅）学芸員
青山一郎（吹越満）テレビプロデューサー
内村（坂田聡）番組ディレクター
マリ（冨手麻妙）アナウンサー
番頭（山田雅人）
牧野慶太（山田裕貴）陶芸王子
億野万蔵（竜雷太）大御所鑑定家
嵐山直矢名（加藤雅也）古美術商店主人
【監督】
武正晴
1967年愛知県出身
代表作『百円の恋』
【脚本】
今井雅子
足立紳
【音楽】
富貴晴美
大阪府出身。
NHK連続テレビ小説「マッサン」など
映像音楽多数。
最近では
NHK大河ドラマ
「西郷どん」
の音楽を担当し
オープニング曲では壮大なスケールの中に
奄美大島を感じさせる曲調も盛り込んだ
絶品の一曲を発表。
【主題歌】
クレイジーケンバンド
「門松」
多種多様な面を見せる
変幻自在なバンド。
1997年に結成から30年以上。
ほぼ１年に１枚は
アルバムをリリース
していることもあってか
デビュー当時からの根強いファンと
最近のファンまでファン層が厚い。
名曲『タイガー＆ドラゴン』。
前作のあらすじは
映画『嘘八百』あらすじ☆シリーズ化の予感？！
U-NEXTで観てみる ↓
U-NEXTの31日間無料トライアルはこちらから↓
