映画『東京リベンジャーズ』あと10歳若かったら言うことなし!
若者を代表する演技派人気俳優が多く出演する人気漫画原作の実写映画ということで、不良漫画系の映画は観ないほうですが、観てみました。映画に先立ちアニメも始まったので、アニメをみていたので、ストーリーは入りやすかったです。が、ギュッと凝縮した内容で結末はハッピーエンド。ホッとはしましたが、漫画掲載は現在も続いているようですので、いったんの区切りなのでしょうかね。漫画原作未読です。
ストーリーはフリーターの武道(たけみち)がある朝、高校時代の彼女・日向(ひなた)が亡くなったとテレビニュースで知る。その日、武道も電車のホームで誰かに突き落とされる。そこに電車が来て事故で亡くなったと思っていたら、武道は高校時代にタイムリープしていた。高校時代の友人達とケンカに出かけるところだった。結果はボロ負けで怪我だらけになりながらも、日向のことが気になり、家まで会いに行った。そこで日向の弟・直人(なおと)にも会い「お姉さんのことを守ってほしい」と握手をしたところ、武道は現代に戻った。どうやら直人と握手をするとタイムリープ出来るらしい。
ということで、現代と高校時代を行き来して、日向が殺されないように過去の出来事を変えて行く。すると現代の出来事も武道の働きによって少しずつ変わっていく。
という内容です。
ちなみにタイムリープとは、自分の意識だけが過去や未来に移動することで、タイムトラベルやタイムスリップ、タイムワープは自分の身体も移動ということらしいです。
原作マンガは実写映画よりも登場人物やエピソードも多いと思いますが、2時間の映画におさめるには、いろんなことを省かなければならなかったでしょうね。原作ファンからはクレームがきそうですが、原作を知らない身としては、よくまとまっていておもしろい映画でした。
現代からタイムリープした先が、高校時代というのは、やはり20代の俳優さんが高校生を演じるには無理がありますね~。
原作マンガのほうは、中学生のようですから、出演者のことを考えてせめて高校生に設定を変えたのでしょうけれど。大学生の不良というのは聞かないですし、高校生がギリギリ年齢上限の設定というところでしょうか。
ただフケてみえる高校生も世の中にはいますから、そう考えて見るようにすれば、映画鑑賞の後半あたりは目が慣れてきますから、違和感は少し薄れます。
それにやっぱり若手を代表する演技派俳優さんだけあって、演技がウマイので見入っちゃいますね。
本当にあと10歳若かったら、文句なし!だったのに。
と思ってしまいます。
スタッフ
監督 英勉
脚本 髙橋泉
原作 和久井健
『東京卍リベンジャーズ』
製作 岡田翔太
稲葉尚人
出演者
北村匠海
山田裕貴
杉野遥亮
今田美桜
鈴木伸之
眞栄田郷敦
清水尋也
磯村勇斗
間宮祥太朗
吉沢亮
音楽 やまだ豊
主題歌 SUPER BEAVER
「名前を呼ぶよ」
映画
『東京リベンジャーズ』
2021年7月9日公開
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