『TENET』時間が逆行!あきらめずに観ることがコツ☆
映画館で観る久々の“大作”の予感がして、期待が膨らむ中、公式サイトを一応チェック。
でもあまり詳しく書かれていません。
簡単なあらすじと出演者をざっとみて映画を鑑賞しました。
しかしこの映画は、とにかく寝不足で行かないようにだけは気をつけて、集中して観ないとおいていかれます。
冒頭から混乱するシーンが始まります。
それはコンサート会場でのテロの勃発です。どちらが敵か味方かわからなくなります。
そしてこれ以降、起こることをよく目に焼き付けておくことです。
それは途中で時間が逆戻りする場面が出てくるからです。
そこがこの映画の醍醐味です。
こんな映画は観たことがありません。
映画の中の理屈として、時間を逆行するには
・酸素マスクが必要
・自分が過去の自分に見られてはいけない
・熱いのは冷たく感じる
・戻れる時間に期限があるので注意する
など細かなルールがあります。
そして、映画を観ていて途中でわからなくなっても、決して途中で投げ出さず(あきらめず)、最後まで観ると、意外と無事に着地します。
それは最後がハッピーエンドで終わっているからでしょう。
「良かった、良かった」
という気持ちで振り返ることができます。
そして
「すごかったなー」
とこの映画の複雑さを改めて感心すると思います。
クリストファー・ノーラン監督のファン待望の作品ということで注目をされています!
主な出演者
名もなき男:
主人公
演)ジョン・デヴィッド・ワシントン
元プロアメリカンフットボール選手。
キビキビとした動作、体を張った演技が見どころ。
ニール:
名もなき男の相棒
演)ロバート・パティンソン
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリー役を務める。
セドリックはクィディッチ寮代表チームのシーカーとキャプテンでポッターと戦う。そのときの面影が残っています。
セイター:
武器商人
演)ケネス・ブラナー
監督であり俳優。
ディズニー映画実写版「シンデレラ(2015)」の監督を務め
2017年「オリエント急行殺人事件」ではポアロ役を
2020年10月公開の「ナイル殺人事件」でもポアロ役を務める。
キャット:
セイターの妻
美術品の鑑定士
演)エリザベス・デビッキ
クロスビー:
名もなき男を援助する
演)マイケル・ケイン
多くの作品に出演しているイギリスを代表する俳優のひとり。
2020年現在87歳。
ネタばれ注意!
最初のあらすじ
クラシックコンサートが始まろうとしているホール。会場は満席。
そこで、テロ事件が起きる。
犯人グループと警察隊、どちらがどっちなのかわからなくなるほど、入り交じる。
襲撃後、主人公の名もなき男は椅子に座り手を後ろで縛られて拘束され、自白を迫られている。
もうひとり、同じような男が側にいるが、倒れてしまっている。
名もなき男は一瞬の隙をつき、カプセルを口に含む。
驚いた男たちは「飲み込むな」「吐け」と慌てて名もなき男がカプセルを飲み込まないように取り囲む。
名もなき男が目を覚ます。生きていた。
その後、女性科学者より時間を逆行することができることを教わる。
要点
武器商人セイターは自分が末期癌で寿命がつきようとしていることに合わせて世界も終わらせようとしている。
その大それた企みは、ある武器を使うことで実行されるかもしれない。
それを阻止するために名もなき男が「時間の逆行」を使って食い止める。
音楽
個人的には劇伴が印象的でした。
中でも車がトラックに挟まれて、消防車をつたって移動するシーンなど、成功するか失敗するかと観ている者がハラハラするようなシーンの表現など、「この音を使うのか!」と引き込まれました。
【音楽】
ルドウィグ・ゴランソン
1984年スウェーデン生まれ
映画
『TENET』
2020年9月18日公開【監督】
クリストファー・ノーラン
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