映画『ロケットマン』”ボヘミアン・ラプソディ”と比べてしまう
エルトン・ジョンは名前は知っているけれどよく知らない。曲も「これがエルトンジョンだよ」とおしえてもらって有名な曲だったら「聴いたことあるかも」といった程度の知識でした。
クイーンの知識もその程度でしたので、世界中にファンが大勢いて地位も名誉もあるエルトン・ジョンのことを映画をとおして少しでも知ることができたらいいかなという思いでした。
本作を観ていると、どうも『ボヘミアン・ラプソディ』に似ている。思い出してしまう。『ボヘミアン・ラプソディ』の二番煎じに感じてしまう。
どちらも稀にみる「才能」に恵まれているが、「愛」に飢えていて内面は孤独。精神的に弱く依存症になってしまう。表面は人気のある大スターだけど、内面は様々な苦しさをかかえている。それを乗り越える。
といったような流れ。
『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしたから、それに乗じたのだろうか。いや、公開は後でも作ったのも後とは限らない。などと考えてみましたが、翌日の「王様のブランチ」で同じ監督だったことを知ります。
なるほどだから同じテイストに感じてしまったわけか。
しかし正直『ボヘミアン・ラプソディ』ほどの感動はない。なにが違うのかと考えてみました。
一番大きいのは『ボヘミアン・ラプソディ』は映画後半のライブエイド映像。この迫力・成功が涙を誘いました。映画を観終ってからyoutubeで映像を探して何度も観ました。もしかしたら『ボヘミアン・ラプソディ』もこの映像がなければ違っていたかもしれません。
そしてやっぱりクイーンの楽曲の方が私は好きなのだと思います。
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