映画『プーと大人になった僕』ぬいぐるみと実写の合わせ技!

アラン・アレクサンダー・ミルン著「クマのプーさん」とディズニー映画「くまのプーさん」を原作としたファンタジー映画です。

 

こんな人におすすめ♪

✔ くまのプーさんが好きな人

✔ ファンタジー映画が好きな人

✔ ぬいぐるみがしゃべる設定の映画が抵抗ない人

 

映画の特徴

主人公・クリストファー・ロビンの家族(妻・娘)とぬいぐるみのくまのプーさんとその仲間たち、クリストファー・ロビンの会社の人たちのお話です。

ぬいぐるみが人間のように行動しおしゃべりをします。

クリストファー・ロビンは当たり前のように接しますが、それは自分だけであって他人に見られたら理解されないだろうということもわかっています。

今回のことで娘にも妻にもこのことを知られてしまいますが、理解してもらえます。

というまったくのファンタジー映画です。

こういう内容が許せない人には苦痛の映画になるでしょう。

クマのプーさんは有名ですので知っている人も多いかと思いますが、プーの仲間のぬいぐるみ、ティガー、イーヨー、ピグレット、オウル、ラピット、カンガ、ルーなどは原作に登場するぬいぐるみたちです。

 

 

100エーカーの森

クリストファー・ロビンとプーたちが子どもの頃によく遊んでいた森です。

エーカーとはアメリカとイギリスの面積の単位。

1エーカーは約4047㎡(平方メートル)。
100エーカーは約404,700㎡。

東京ドームは46,755㎡ですので単純計算で東京ドーム約8.6倍強ですね。

 

 

感想

製作・撮影は大変で時間がかかっただろうな~というのが一番の感想です。

ぬいぐるみを使っていて不思議な世界観の映画です。

よく出来ていると思います。

ただ好き嫌いが大きくわかれるかもしれません。

私はファンタジーが好きですし、想像していたよりスムーズでしたので、楽しく鑑賞できました♪

子どもからファンタジー好きの大人まで楽しめる映画だと思います。

 

 

あらすじ

 

子どもの頃

クリストファー・ロビンは子どもの頃、100エーカーの森でくまのプーさんとその仲間たちとよく遊んでいました。

しかしクリストファー・ロビンは成長して寄宿舎に入ることになり、森へは行けなくなります。

 

大人に

そして大人になり、戦争へ行き、家族を持ち、会社に勤めるといった一般的な社会人として暮らしていました。

クリストファー・ロビンが勤める会社は旅行カバンの会社です。しかし経営が悪化。次の理事会で対策を発表できるように今度の週末の休日を返上して取り組むよう、会社社長の息子に命令されます。

 

休日返上で

週末は家族で田舎へ旅行する計画をしていたクリストファー・ロビン。しかたなく自分だけ家に残って仕事をすることに。娘はこの休みが終わると寄宿舎へ戻らなければならないので、とても残念がります。

妻と娘を見送ったクリストファー・ロビンはひとり仕事に取り組みます。

 

プーと再会

その帰り道、公園のベンチに座ってひと息つくと、その後ろのベンチにはクマのぬいぐるみのプーさんが背中合わせで座っていました。

顔を見合わせて驚き、喜び合う二人。

「なぜこんなところにいるんだ?」
と聞くと、プーは
「仲間がみんな消えてしまったんだ。クリストファー・ロビンがなんとかしてくれるんじゃないかと思っていたら、ここにたどりついたんだ」
といいます。

本当は一緒にいたかったクリストファー・ロビンでしたが、今はそれどころではありません。せっかくでしたがプーに森に帰るようにいいます。

ところが、プーはいつまでもそこにいます。森に戻れないようでした。

 

プーを森に

仕方なくクリストファー・ロビンは家につれて帰ります。プーはクリストファー・ロビンの家でいろんなものにつまづいたり、倒したりして家の中がさんざんな状態になります。

このままでは仕事ができないと思ったクリストファー・ロビンは、プーを100エーカーの森まで列車に乗って送り届けようとします。

しかし100エーカーの森で、仲間にプーを合わせる前に、プーとはぐれてしまいました。

 

仲間とも再会

プーの仲間は久々にみるクリストファー・ロビンに驚き本物かどうか疑います。

そこでクリストファー・ロビンは子どもの頃にやっていた遊びをしてみんなに思い出してもらい、信じてもらえました。

そしてプーとも会うことができ二人はいつの間にか眠ってしまいました。

 

会議へ

翌日目が覚めたクリストファー・ロビンは今日の会議に遅れてしまう!と大急ぎで会社に向かいました。

クリストファー・ロビンの娘・マデリンはひとりでテニスごっこをして遊んでいました。そこにぬいぐるみのプーの仲間たちが現われて初めは「キャー」と驚きますが、そのうち理解します。

そしてクリストファー・ロビンが大事な書類を森に忘れていってしまったことをぬいぐるみたちから聞きます。

「これは大変!」と書類を会社まで届けることにします。

玄関のドアにママ宛てのメモを置いてプーたちと列車に乗って、タクシーに乗って急いで向かいました。

妻・イヴリンもそのメモを見て、クリストファー・ロビンの会社へ車で向かいます。

クリストファー・ロビンはなんとか間に合って会社にたどり着きました。

エレベーターで一緒になった会社社長の息子はゴルフ道具一式をかかえていました。休日返上を強請した社長息子自身は遊んでいたようでした。

 

会議が始まる

会議が始まり、カバンから資料を取り出そうとしましたが、書類が入っていません。その代わり、遊び道具が次から次と出てくるのでした。クリストファー・ロビンはとうとう狂ってしまったか?!とまで言われてしまいます。

そこに妻・イヴリンが一足先に到着。クリストファー・ロビンは会議を中座して妻と一緒に出て行ってしまいます。

そして妻から事情を聞いてマデリンを探します。

ちょうどそのとき娘・マデリンとプーたちは会社まであと一歩のところまで来ていました。が、マデリンはつまづいてころんでしまいます。手に持っていた書類はバラバラになって飛んでいってしまいました。

悲しんでいるマデリンをクリストファー・ロビンと妻・イヴリンが見つけました。

クリストファー・ロビンは娘・マデリンに

「見つかって良かった。書類なんてどうでもいい。寄宿舎へはもう戻らなくてもいい。ずっと一緒に暮らそう。寝るときも本を読んであげよう」

といいます。

マデリンは
「本はわたしが選ぶわ」
と応えます。

そしてマデリンが1枚だけ握りしめていた書類を見たクリストファー・ロビンはあるアイデアが浮かびました。

急いで会社に戻ったクリストファー・ロビンは会議を中座したことをわび、そのアイデアを披露します。

社長息子は反対しましたが、社長は「ぜひ採用しよう!」と評価してくれました。

そして社長は息子に

「休日は何をしていたんだい?」

と遊んでいたことを問い詰めてくれたのでした。

 

映画
『プーと大人になった僕』
2018年9月日本公開

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