映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』スリリングな展開!
アメリカの作家ダン・ブラウンの小説『インフェルノ』が出版される際に、各国の翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースに描かれた映画です。
小説は
『インフェルノ』は日本でも大ヒットした
小説
『ダ・ヴィンチ・コード』
の同シリーズの
第4弾の小説です。
『ダ・ヴィンチ・コード』は宣伝もうまく、私も乗せられて映画を観る前に原作を読み切ろうと必死に読んだことは覚えています。
結構な分量の本でした。
読んでいるときは確かにおもしろく止まらない感じだったと思いますが、内容は忘れてしまっています。
『ダ・ヴィンチ・コード』は44言語に翻訳され7000万部の大ベストセラーとなりました。
小説のシリーズは
第一弾『天使と悪魔』
第二弾『ダ・ヴィンチ・コード』
第三弾『ロスト・シンボル』
第四弾『インフェルノ』
です。
映画化は
『ダ・ヴィンチ・コード』が先で『天使と悪魔』が後です。
映画あらすじ
ミステリー小説『デダリュス』は三部作。
その完結編を世界同時出版させようと、出版社が全世界の中で売上げの多い国から9カ国9名の翻訳家をフランスへ呼び寄せます。
(日本が呼ばれなかったのが残念)
翻訳家は建物の地下に隔離され、携帯電話も没収。
しかし、食事は豪華。
1日20ページだけ原稿を渡され、翻訳していくことになります。
警備員もピッタリと張り付いて監視しています。
それもこれも翻訳家が本の内容を外にバラさないためのこと。
このやり方で外に漏れないと自信を持っていた出版社社長の元に
1通の脅迫メールが届く。
「冒頭10ページをネットに公開した。
24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。
要求を拒めば、全ページを流出させる」
という。
激怒した社長は翻訳家たちを疑う。
そこから悲劇が始まります。
感想
話がいろいろと飛ぶので目が離せません。
なぜ本の内容が外に漏れてしまったのかの謎はスリリングな展開でハラハラします。
この場面は見どころです。
結末は
出版社の社長が被害者かと思いきや。。。
といった意外な結果です。
納得のいくオチになっています。
また銃社会の怖さも見られました。
簡単に銃を撃ててしまう国は恐ろしいです。
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