松崎洋著『走れ! T校バスケット部』スイスイ読めて面白い!

おもしろいと人気が出て、マンガにもなって映画にもなったと聞いて読んでみることに。シリーズは10巻まであるということは、相当人気が続いているということでしょうから、おもしろくないわけないと手に取りました。

 

といっても、絶対におもしろいからと進められて読んだマンガ本でも受け付けなかったものもあるので、相性もあるかもしれませんが。

 

マンガは絵に左右される部分があって、絵が受け付けなければ読み進めるのは難しかったりします。小説は絵がない分、読み手の好きなように想像できるので良いかと。

文庫本を読みましたので、巻末には松嶋尚美さんの感想もありました。ファンの目線で素直に感想を述べていらっしゃって、ほほえましく、おもしろかったです。

 

私はバスケットは小中学生の頃、学校でやっていたときの知識しかないです。スリーポイントシュートというのが出来たんですね~。

 

「ユニフォームとナンバリングもってこいよ」

というセリフでは、“ナンバリング”といえば、事務で使う文房具を思い浮かべました。しかしそんなはずはないとネット検索して知りました。この衣類のことをスポーツの世界ではナンバリングというのですね!ヤフー知恵袋でも「バスケットやサッカーなどでチーム分けに着るものの名前を知りたいです」と質問している人もいました。

 

そんな程度の知識しかない私でしたが、バスケの試合運びのシーンの表現が細やかでウマイので、臨場感をもって入り込んで読むことができました。

 

前の学校でイジメにあって、転校した先で素晴らしいメンバーと出会い、いったんはやめると決心したバスケを始めることができるというのは、出来すぎたストーリーですが、そんな展開は小説だから出来ることであって、現実もそうであってほしい。そうだったら嬉しいといった夢を与えてくれるお話になっていると思います。

 

1巻のラストもイジメにあって転校せざるを得なかった前の強豪校との決勝戦で、接戦になりながらも、勝利するといったところなど、こういった展開が読者は好きなのです。

 

現実は簡単には優勝できないと思います。よっぽどバスケの人気がない地域でないと、ありえないでしょうね。ありえないと思いながらも、そうだったらおもしろいと思って読み進めて感動してしまう。そこが小説の良いところです。

 

気になるのは、相撲取りかと見まがうような巨体の“走れないデブ”こと健太を映画ではどう表現しているのか?

 

マンガでは表現できると思いますが、実写だったら、ハリーポッターにおける“ハグリット”くらいに表現できたらおもしろいですが・・・まあそんな人はいないでしょうけれど。 


 

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