木村拓哉主演フジTVドラマ『教場Ⅱ』間違いなく面白い!
2020年1月に放送されたフジテレビドラマ「教場」。
2021年1月にも「教場Ⅱ」として再び登場します!
2021年
第一夜 1月3日(日)21時スタート
第二夜 1月4日(月) 〃
新春ドラマの顔となる日程ですね。
木村拓哉さんの新たな面も見ることができ、期待以上におもしろかったので、またまた期待感が高まります!
原作
「教場」の原作は長岡弘樹さんの小説で、本が文句なくおもしろい!
ふつう知るよしもない警察学校の様子をつぶさに知ることができ、そのエピソードには驚きの連続で、読む手が止まりません。
こんなにおもしろい小説を映像にしてくれて、ドラマもよく出来ていておもしろかったですね~。
映像になると、登場人物を視覚でとらえることもでき、俳優の迫真の演技で、より身近に感じます。
音も音楽もつきますので、その世界にぐっと入り込むができます。
どんなドラマになるのか、いまから楽しみです♪
主人公・風間教官
物語の舞台は警察学校の教場。
ドラマの主役・風間教官は木村拓哉さんが演じます。
風間教官は、まず外見に特徴があります。
ボリュームのある白髪。
うす茶色のメガネ。
片方は義眼。
木村さんは小説どおりの白髪・義眼で演じていました。
ドラマの警察学校の教官は、みな近寄りがたい、厳しい、声が大きく張っていました。
校長先生役の小日向文世さんだけが優しい物言いでした。
風間教官は生徒のちょっとしたことでも気にとめ、推理を働かせて、真実をあばいてしまう。ドラマを見ている者にちょっとした謎解き感を与える演出・構成になっています。
そして厳しいようでも最終的に温かく導いてくれる。
それがわかった生徒は風間教官を尊敬し感謝する。
といった感じです。
ガラリと交代した生徒たち
昨年の教場で活躍した主な生徒は
◆宮坂定(工藤阿須加)
◆楠本しのぶ(大島優子)
◆都築耀太(味方良介)
◆菱沼羽津希(川口春奈)
◆日下部准(三浦翔平)
◆平田和道(林遣都)
◆岸川沙織(葵わかな)
◆南原哲久(井之脇海)
◆樫村卓実(西畑大吾)
◆枝元佑奈(富田望生)
◆石山広平(村井良大)
でした。
6ヶ月の警察学校生活を卒業してそれぞれの配属先で頑張っている姿も映していました。
ということで、また新たに生徒が入学してきました。
新キャスト
2021年「教場Ⅱ」の主な生徒は
◇鳥羽暢照(濱田岳)
◇石上史穂(上白石萌歌)
◇忍野めぐみ(福原遥)
◇漆原透介(矢本悠馬)
◇比嘉太偉智(杉野遥亮)
◇杣利希斗(目黒蓮)
◇稲辺隆(眞栄田郷敦)
◇伊佐木陶子(岡崎紗絵)
◇吉村健太(戸塚純貴)
◇堂本真矢(高月彩良)
◇坂根千亜季(樋口日奈)
です。
フレッシュな顔ぶれですね!
しかもみなさん演技の経歴がけっこうあります。若いのに。
演技も楽しみですね♪
この顔ぶれで挑むのは、ストーリーによっぽどの自信があると思われます。話さえおもしろければ、知名度があまりない役者さんたちでもしっかりと演技が出来れば引きつけますからね。
そして木村拓哉さんに頼るところも大きいでしょう。
演技達者な濱田岳さんの存在も重要です。
今回が成功すれば、また次の年もあり得ますよね。テレ朝の「相棒」のように新春ドラマの恒例になるかもしれません。そしてフレッシュな俳優さんたちでも視聴率がとれるとなれば、新人俳優さんたちの登竜門となるかもしれませんね。
教官・職員
教官は松本まりかさんが新メンバーですね!
■四方田校長(小日向文世)
■服部教官(佐藤仁美)
■須賀教官(和田正人)
■植松教官(筧利夫)
■小野春江・用務員(高橋ひとみ)
■田澤愛子・副教官見習い(松本まりか)
小説「教場」シリーズは
2013年「教場」
2016年「教場2」
2017年「教場0」
2019年「風間教場」
2020新春のドラマは小説「教場」「教場2」を原作として放送されました。
では2020年新春ドラマ「教場」はどんな内容だったのか振り返ってみましょう。
あらすじ2020年(抜粋)
ネタバレ注意!
宮坂定(工藤阿須加)は以前、雪道を車で走行中に事故を起こし遭難していたところを、地元の警察官・平田さん(光石研)に救助された経験から、警察官に憧れて入校した。
職務質問実技
服部教官の職務質問の実技で生徒の平田和道(林遣都)はうまく出来ずに教官に叱られたが、次に指名された宮坂は「もっと出来が悪い」と罰としてトイレ掃除を言い渡される。
温泉の土産に
宮坂は仲間から「温泉に行ってきたから」といって入浴剤を土産にもらったが、自分の部屋のゴミ箱へ捨てるよりはとトイレのゴミ箱に捨てに行った。洗面所の前には顔を洗っていた平田がいた。
服部教官の代わりに
服部教官が体調不良で入院のため風間教官(木村拓哉)が代わりを務めることになった。風間の初授業の日は宮坂が教場当番だった。風間を教官室へ迎えに行き、教室まで一緒に廊下を歩いていると、風間は宮坂に「職質をやってみろ」と言う。宮坂が風間相手に職質をすると「完璧だ」と褒められる。しかし「なぜあのとき、下手なふりをした?植松教官に対する背信行為だ」と責められ「退校届」を突き出した。「いますぐここをやめるか、これから言う課題をするか」と言われた。
宮坂の課題とは
宮坂が風間に言われた「課題」とは生徒の様子で変わったことがあったらもらさず報告することだった。その日宮坂は「外出中に温泉に行った者がいて自分も土産に入浴剤をもらったがすぐに捨てた」と報告した。また「トイレからトイレ洗剤が1本なくなっています」とも。「なぜトイレ洗剤がなくなったと思う?」と聞かれた宮坂は「きっと錆(サビ)でもとるのでしょう」と答えると「錆はとれていたか?」と風間教官。「いえ、まだ・・・」と答える宮坂。すると風間は「これから全員グランドへ出て25周走れ!」と命令する。
平田の襲撃
グランドを走り終えた生徒たちは風呂へ向かう準備をしていた。急がないと風呂の時間が終わってしまう。そんな慌ただしい中、平田が宮坂に「ちょっと明日の授業の練習をさせてくれないか」と頼み込む。「後でもいいかな。はやくしないとお風呂に入れなくなっちゃうよ」と軽く断ったが、どうしてもと言われしぶしぶつきあってあげることにした。
すると平田は宮坂に手錠をかけてベッドにくくりつけた。そしてドアの隙間をガムテープで目張りし「俺が一番キライなものってなんだと思う?」と聞いてきた。「俺が一番嫌いなのは、おまえ、宮坂なんだよ」と憎々しく伝える。驚く宮坂。「職質の授業でわざと下手なふりをしただろう。同情のつもりか。そんなことをしてオレが喜ぶとでも思ったか」というとトイレの洗剤と入浴剤を手に持ち「これが混じると硫化水素ガスが発生するんだ」と言って混ぜようとした。
そのときノックの音が。「宮坂も平田も早くしないと風呂の時間が終わってしまうぞ」風間教官の声だ。宮坂は「助けて」と大声を出す。風間教官は「早くやれ」と言った。
弁柄色の車?!
岸川沙織(葵わかな)は楠本しのぶ(大島優子)に「このごろ変な手紙がくる」と相談していた。それは「昔、お前がやったことはバレている。自主しろ」といった内容だった。すると楠本は「誰だろうね。一緒に犯人をさがして牢問(石抱きの刑)にしてやろう」と言って座っている岸川の膝の上におしりをあずけて座る格好をした。すると岸川は急に顔色が変わった。
実は楠本の婚約者は車にひき逃げされ死亡していた。ひき逃げした車は弁柄色(暗く茶色っぽい赤色)に見えた。入校当初「昔の写真」といって見せてもらった岸川の写真には、ひき逃げした車と同じ車種、同じ色の車が写っていたことから、岸川が楠本の婚約者をひき殺した犯人だと思い込んでいた。そして脅迫状を送っていたのだった。
その婚約者の法事が週末に迫っていた。楠本は報告があって風間教官の部屋にきていた。花粉症のためくしゃみをしたときにハンカチとテレホンカードを落としてしまった。すると風間教官は「法事ならば連絡をとりあったりと大変だろう」と携帯電話が何台も入っている大きな箱から自分の携帯を持っていってもいいと許可をくれた。本来なら土日の朝でなければ返してもらえない。
楠本は光の加減で色が変わる外装の携帯電話をときどき日光に当てては確認し、自分の携帯電話を探し当てた。
その夜、楠本はパトカーのワックスがけの当番のため、車庫で作業をしていると突然パレットが動き出し、楠本は足を挟まれてしまった。助けを呼びながら前方を見ると岸川が逃げるのがわかった。しかけた犯人は岸川だった。
気絶をして目が覚めた楠本は風間教官に携帯電話から助けを求めた。「風間教官、今すぐ助けてください!」と懇願するも、風間教官は「いつから下敷きになっている?5時間か」などと冷静に会話を続ける。そして「岸川との間になにがあったのか話せ。話せば助けてやる」という。岸川の部屋から出てきた手紙には、楠本が花粉症対策で使用しているミントの香りがしたことで、風間教官は楠本が岸川に脅迫の手紙を出していたことをつきとめた。岸川もそのことに気づいたのだろうと。
楠本は観念して自分の婚約者が岸川の車にひき殺されたと告げた。すると風間教官は「なぜ岸川の車だと断言出来る?」と言う。楠本は「わかるんです!車の形と色から」と断言する。すると風間より指示を受けてその場に駆けつけていた宮坂が3枚の写真を楠本に見せる。それには岸川と車が映っていたが3枚とも車の色が違って見えた。岸川の車は見る角度によって色が変わる塗料が塗られていた。楠本の携帯電話の外装と同じことだ。「思い込みは刑事にとって命取りだ。肝に銘じておけ」楠本は助けられたが入院した。岸本は退校した。
調達屋
日下部准(三浦翔平)は第198期生の中で最年長だった。前職はボクサー。妻と子どももいる。妻は二人目を妊娠中だ。もう転職するわけにはいかない。必死だった。ところが成績が芳しくない。そんなとき学校へ持込み禁止のものを調達して稼いでいる調達屋の存在を知る。調達屋は樫村卓実(西畑大吾)だった。樫村は「成績も調達できる」と豪語し日下部を巻き込む。日下部は先輩が書いた授業のノートを調達してもらい授業に備えた。
服部教官(佐藤仁美)の授業中「通報を受けとある民家に駆けつけたとき部屋に火花を起こすような装置があるかどうか」との問いに、調達屋のノートのおかげで模範解答で答えた日下部は逆に先日校内で起きた火事騒ぎの犯人ではないかと疑われてしまった。
後日、模擬交番での練習に行くと風間教官が来ていた。風間教官は日下部と樫村に特別授業をしてくれるという。特別授業を受けいた後半、風間教官は「火事騒ぎ(小火)を起こしたのは尾崎(樫村の大学の先輩)だ」と告げ、尾崎(石田明(NON STYLE))が覚せい剤所持容疑で逮捕されたという新聞を二人に見せる。驚く日下部。
風間教官は樫村に「尾崎にも調達したな」と詰め寄る。「まさか覚せい剤なんて調達できませんよ」と小馬鹿にする樫村。「いやお前は尾崎に“無罪”を調達したんだ。日下部を巻き込んで。いくらもらった」「三万です。ただし前金です。後金はまだもらていません」樫村は退校した。
拳銃
宮坂は南原哲久(井之脇海)宛の手紙を届けるように託された。南原の部屋に行くも留守だった。勝手に部屋に入って手紙を机の上に置いた。ちょっと好奇心から机回りを漁る。拳銃に関する本が数冊あった。引き出しを開けてみると部品が見え、何かが下に落ちた。袋の中に入ったそれは密造銃だった。驚いていると後ろから羽交い締めにされた。南原だった。南原に「誰にも言うなよ」と脅された宮坂は警察手帳を奪われた。
警察手帳は無くしてしまったら理由はどうであれその日のうちに辞めてもらうと釘を刺されていた。
宮坂はもぬけの殻のようになって授業に参加していた。楠本しのぶ(大島優子)はその様子を見て心配して風間教官に相談する。風間も「私も心配していた」という。宮坂の様子がおかしくなったのは南原に手紙を届けてからだとつきとめた風間は南原に目をつけた。南原の手の指先は黒く汚れていた。それに手に怪我をしたといって包帯をまきプール授業は欠席をしていた。
拳銃の授業の後、宮坂と南原は教室に残るように指示された。風間教官は南原に拳銃取り扱いのコツを説明させた。南原は得意げに話す。「随分と詳しいんだな」と風間。そして手の怪我は拳銃を作っている最中に暴発してしまったためであること、手の指先の汚れは密造銃を作っているときの油の汚れだと指摘する。そして授業中に捜索させ見つかった南原の密造銃を目の前に差し出し「宮坂の手帳はどこへやった?」と迫る。「それ不良品かもしれませんよ」と南原が言うも「構わん」と密造銃を突きつけ怒鳴る。気迫に負けた南原が警察手帳の隠し場所を白状した。南原は退校した。
卒業試験
卒業が迫ったある日、生徒はいくつかのグループに分かれて校外へ連れ出された。詳しい説明は聞かされずに山の中に入った宮坂たち。メンバーはリーダーが日下部准(三浦翔平)。宮坂定(工藤阿須加)、楠本しのぶ(大島優子)、都築耀太(味方良介)、菱沼羽津希(川口春奈)の計5人は河原で死体に見立てた人形と対面する。
殺人事件の捜査、これが卒業試験に当たるという。翌日、風間教官が来るまでに捜査した内容を発表する。これで合否を決めるという。5人は力を合わせて河原で1泊し答えを出し、翌日風間教官に発表した。ところが「全員不合格。今日中に退校届を提出するように」と告げられた。
学校に戻った5人は放送で教場に呼び出される。そこで風間教官から指導を受ける。「私たちは遺族の気持ちを汲んであげることが欠けていました」と気づき全員合格となる。
卒業式、全員が風間教官よりひとりひとり言葉をいただき巣立っていった。
2021年「教場Ⅱは?」
キャストの役名から考えますと
原作「風間教場」
のストーリーが元になっていると思われます。
原作はとてもおもしろかったです!
これがどんな映像になっているのか、楽しみです♪
いずれにしても、期待の持てる大型ドラマであることは間違いないでしょう!
U-NEXTで観てみる ↓