映画『キングスマン:ファースト・エージェント』感想&あらすじ

“キングスマン“シリーズの第三作目。

前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』は人道的にどうなの?やり過ぎじゃないの?と思ったくらいあまりにもむごすぎて、ガッカリしてました。

しかし本作は違いました。同じ監督と思えないくらいに。

脚本は違う人ですね。

原作は読んだことがないからわかりませんが、なんといってもストーリーがよく出来ています。

そしてキャラクターがひとりひとり際立っていて惹き付けられます。

おもしろい脚本、魅力的なキャラクターに魅せる演技!

おもしろくないわけがない!

シリーズの中で一番おもしろいと思いました!

 

キングスマン誕生の秘話

本作はキングスマンが誕生した経緯について前作よりさかのぼって描かれた映画です。

 

あらすじ

主役のオーランド・オックスフォード公は、幼い息子と妻、執事を連れて南アフリカにある英国軍の基地を訪問。

そこで妻が撃たれて亡くなってしまいます。

成長した息子・コンラッドはそんな悲劇をかつて目の前で目撃したのに、自らも戦地へ赴いて一兵として戦いたいと父の反対を押し切り入隊。

活躍を見せるが敵のスパイと勘違いされ射殺されてしまう。

訃報を聞いた父・オーランド・オックスフォード公は絶望し生きる気力を失ってしまう。

しかし一方で謎の組織「闇の教団」は着々と世界を破滅する計画を進めていることを知り、目が覚める。

女執事ポリー、執事ショーラとともに「闇の教団」のアジトである断崖絶壁の頂上に乗り込む。

「闇の教団」のボスと死闘を繰り広げ、勝利する。

オーランド・オックスフォード公は、執事達とともにロンドン中心部に表の顔は高級テーラー、裏の顔はスパイ組織である、“Kingsman”を立ち上げた。

 

ヴォルデモート

主役のオーランド・オックスフォード公はハリーポッターのヴォルデモートを演じたレイフ・ファインズでした。

よくよく見ると確かにヴォルデモートだ!

なかなかの殺陣、格闘でしたし、苦悩する姿から心機一転、英国紳士に様変わりする姿など魅力たっぷり演じていました。

 

 

ラスプーチン

「闇の教団」の一味、ラスプーチンのダンスには驚きました!

「この人の本業はダンサーなのか?」
と思うくらいお見事でした。

演出もあるのでしょうけれど見ごたえかありましたね~。

調べてみたら
本業=ダンサー
ではなかったです。

演じていたのは
リス・エヴァンス。

素顔が全然ちがいますね。

ラスプーチンは実在した祈祷僧。
映画では外見をかなり寄せています。

ラスプーチンの人物像をwikipedia で読んでみるとなかなか面白いです。

語られているエピソードを盛り込んだ人物像にしています。甘党だとか、死んだと思ったら死んでいなかった、しぶとい最期だったとか。

映画
『キングスマン:ファースト・エージェント』
2021年12月24日公開