映画『キングダム』マンガ原作の実写はやはり難しい?!

原作が小説の場合、映画化を知るやいなや、原作本を読んで自分なりにイメージして、映像を観るのが好きなタイプです。

なにも自分の解釈が1番とは思っていなく、いろんな解釈が出来ると思うので、映像の作り手の解釈を観るのが楽しみです。

 

原作

『キングダム』
原作:原泰久
1975年佐賀県出身

映画『キングダム』
2019年4月公開

【監督】佐藤信介
【脚本】黒岩勉/佐藤信介/原泰久
【音楽】やまだ豊

【キャスト】
山﨑賢人:信
吉沢亮:嬴政 / 漂
長澤まさみ:楊端和
橋本環奈:河了貂
本郷奏多:成蟜
満島真之介:壁
阿部進之介:バジオウ
深水元基:朱凶
六平直政:里典
要潤:騰
坂口拓:左慈
宇梶剛士:魏興
加藤雅也:肆氏
石橋蓮司:竭氏
大沢たかお:王騎

マンガの場合、すでに絵が出来上がっているので映像化されたら、やれ「マンガとは全然違う」とか「この部分は近いから良かった」とか俳優が役のイメージと違うとか、合っているとか、マンガファンからのクレームに対応すべくどれだけマンガに寄せられたかが焦点になりがちです。

 

最近では特に映像の作り手もどれだけマンガに寄せるかに苦心しているように感じます。

マンガファンとしては、やはり似ていた方が嬉しいのでしょうか。

その気持ちもわからなくもないですし絵のイメージがすでにあるのでぬぐいきれなくなるのかもしません。

ということもあるせいかマンガに寄せない映像作品は強烈に批判されますしマンガを知らずに映像を観て「良かった」と感想を言うと「わかっていない」といわれがちです。

 

 

たとえば「ジョジョの奇妙な冒険」。

原作はまったく知らずに実写版を観たのですが私は衝撃を受けました。おもしろかった!また観たいと思いました。

しかしネット上では批判もかなりありました。

この論争は永遠と続くと思われるし正解がでなくてもかまわないのかなと思います。

 

 

浦澤直樹「20世紀少年」はマンガを読んでいたのでキャラクターもストーリー展開も知りながら観ましたがガッカリ感がいなめませんでした。

別にマンガの熱烈ファンというわけではなかったのですが無理に実写にする必要性を感じなかったです。

ということで「20世紀少年」を最後にマンガが原作の映画の場合映画化されたからといってわざわざマンガを読もうとせずに映像を観るようにしています。

 

 

キングダムも映画化を早めに知ったので、マンガを読んでから映画を観る時間は十分にあったのですがワザと読まずに映画を観ました。

映画鑑賞後に漫画を読みましたが。

TBS「世界不思議発見」でもとりあげられタレントこじるりが中国へ取材に行き熱烈ファンぶりを披露していました。

こんな熱烈なファンが多いんだろうなと思いました。

 

 

映画館の予告映像やONE OK ROCKの壮大な音楽も素晴らしく期待が高まります。

戦いのシーンは手に汗握る場面の連続で見応えがありました。

長澤まさみさんもカッコイイ!

もし続きが発表されたら観に行くと思います。

 

 

マンガファンはどんな感想なんだろうとネットで観てみると、意外と高評価です。

目立つのは、主役の山崎賢人さんへの批判です。マンガのイメージと違うというのです

結構熱演だったと思うのですが熱演すぎるのもダメなようです。難しいですね。

じゃあ誰だったら満足するのかといったらいないのかもしれないですね。

マンガへの思い入れが強いほど納得のいく実写版はないのかもしれません。

マンガじゃなくても小説でもそれはあります。

 

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