木村盛世著『誰も書けない「コロナ対策」のA級戦犯』すべてに納得!わかりやすく面白い!

木村氏を知ったのは、テレビ朝日の『ビートたけしのテレビタックル』でした。

世の中がコロナのための自粛ムード一色の中、真っ向から反対意見を述べていたことが印象的でした。

他の出演者が色々と反対意見や疑問を投げかけても堂々と答える姿に「強い人だな~」と感心しました。

述べる内容は一本筋が通っていて決してゆるがない。

そんなところに興味をもちました。

コロナ対策の持論に対しては正直言って「わからない」と思いました。

ただ政府の対応にはあきれましたし、専門家と称する人の言うこともイマイチ信じられないと思っていました。

 

 

テレビ朝日

それにしても同じ局内で『羽鳥慎一のモーニングショー』と『ビートたけしのテレビタックル』といったコロナに対して両極端の意見を持つ専門家を採用したのは、面白いと思いました。

 

 

本書

内容は政策批判、自粛緩和だろうと予想して読み進めました。

予想どおりの傾向でしたが、なぜ木村氏がそう唱えるのか、よく理解できました。わかりやすかったです。

とても面白かったです。

そして本書で述べられていること、すべてが納得できました。

 

 

政策転換した国

スウェーデンは検証に足るデータを基にして政策の方向転換を行ないました。

日本はろくにデータに基づいた検証もせずに“思いつき”で対策を提言しているようにみえるそうです。

 

 

間違いを認めない

日本の官僚は決して「間違えた」とは言わないとはよく聞きます。池袋の暴走死亡事故を起こした飯塚氏も元官僚です。

なかなか責任を認めなかったのも元官僚だからと言われていました。

『新型コロナは新しい感染症なので、途中で“間違い”に気づくことがあっても仕方がないこと。間違った時点で訂正をすればいいだけのこと』と木村氏。

私も不思議でなりません。プライドがよっぽど高いのでしょうか。

 

 

ワクチン利権を手放さない医師会

新型コロナのワクチン接種は通常2070円の3倍以上の7200円。更に1日50回以上の接種を行なった病院には1日あたり10万円の補助金も出るそうてす。

医師会は所属しない非医師会の医師にはワクチン接種をやらせないともいわれていたそうです。

テレビで医療崩壊を訴えていた医師会。

その暗部が本書には書かれています。

医師会にさからえない

医師会と違うことを発言したら、自分に不利になるからなにも言えない。

「医師会を批判できるのは、しがらみのない木村さんだけだよ」とよく言われるそうです。

 

 

シミュレーション

北海道大学の西浦教授が出したシミュレーションは衝撃的な数字を叩き出し恐怖をあおりました。

「人と人との接触を8割減らさないと日本で42万人死亡する」という予測は大きくはずれました。それに対しての説明も訂正もありません。

私も不思議に思っていました。内心は「この人もプライドが高い人なんだろうな」とエラい立場の人の有りがちな態度のひとつと思っていました。

このことも木村氏は「なぜはずれたのか言ってもらわないと信用できません」とテレビでコメントされたそうです。

 

 

第二の分科会を

『岸田総理には災害医療や救急医療、呼吸器の専門家など現場を知る人で再構築した第二の分科会を作って科学的データを収集してほしい』と木村氏。

 

 

まとめ

木村氏の主張も正しいかどうかはわかりません。

ただし、言っていることはよく理解できました。

テレビで述べられている主張の詳しい説明といった内容の本でした。


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