『勝間式超スローライフ』勝間流自宅ライフの新提案は参考になります!
「人生で最も幸せを感じられています」と宣言する現在の勝間さんの生活ぶりを公開した本です。
現代生活のテクノロジーや利便性を駆使しながらもある程度お金をかけて装備された自宅で毎日を幸福度高く暮らす「新しい形のスローライフ」を提唱しています。
これまでと同じ分量の仕事が1日3時間から4時間働けばほぼ終わり、あとは自分の好きなことに自由に時間をつかって過ごせるというのは、理想の生活ではないでしょうか。
それを実現しているのは素晴らしいです。やっぱり通勤時間と勤務拘束時間は長いですもの。
そして勝間さんは、そのような生活を実現するにはどうすれば良いかということを具体的に細かくおしえてくれています。
まったく同じようにはいかないと思いますが、そういった生活を実現したいと思っている人には、とても参考になる本です。
「こういう生き方もあるんだ」という受け止め方で読んでいくといいのかなと思います。
内容は今までの著書に書かれていたことの重複も多いのですが、VRについての説明は今までなかったことですし、私は詳しくないけれど興味津々で楽しく読みました。勝間さんはVRを6台も所有し、試されたそうです。
私は睡眠前に瞑想に使うVRは取り入れてみたいと思いました。
「ジムは時間効率が悪い」「自宅では面白くない」を解決する方法としてオンラインジムを取り入れ、ときにはVEゴーグルも活用して運動をすることにより、楽しく長続きする運動ライフをおくることができるそうです。そしてオンラインジムで内臓脂肪は最低レベルまで下がるという結果も得たとのこと。とても具体的に書かれているので興味のある方は参考になると思います。
リアル店舗で買物をする手間(店まで出かける、商品をピッキングする、レジに並ぶ、袋に詰める)をかけるなら多少割高でもネットスーパーで頼んだ方がいい。
大根1本を買うのにわざわざ農家まで出かけ、再び列車に乗って2時間かけて帰ることはしない。店舗でものを買うというのは、極端な話、その変形バージョンです。だから店舗の品物は品揃え悪い上に様々なコストが乗っかっているので、高いのです。
洋服を自分で生地から選んで買ってきて裁断し、自分で縫って作っている人はあまりいませんし、食べ物も菜園から育てている人はほとんどいないと思います。
なぜなら趣味としては面白いと思いますが、よほどのプロフェッショナルでない限り、収入に結びつかないからです。
それと同じように食材選びやピッキングをしてレジに並ぶことを生産することとしてそれを持ち帰ることはプロに任せて配達費を負担すれば、自分の時間をより有意義に使うことが可能になります。
という考え方は極端だなーと私は感じます。
でも勝間さんのようにプライベートをここまで公開してくれる時代の先駆者の本を読めるのはとてもおもしろいです。
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