映画『仮面病棟』身近な出来事と思うと恐ろしいサスペンス
もし自分の身内がその病院に入ったらと想像するとなかなか怖いお話です。
現代でもありえるかもしれない社会問題を含んだ真実味のある設定です。
まったくの空想上の出来事で、観る人をおっかなびっくりさせるようなホラー映画ではありません。
そういう展開を期待したいならば、物足りないと思ってしまうでしょう。
予告の作りがそういった鑑賞者の期待をあおるような作りになっていますので、それを期待しすぎてしまった人からは酷評を受けているようです。
一方、そういった映画には興味のない私は予告を観て「観ないリスト」に脳内移動してしまっていました。
予告って難しいですね。
それでも映画館上映中はずっと人気があったので、気にはなっていました。
そして私はおうちで鑑賞しました。
結果、おもしろかったです。
冒頭のあらすじ
速水秀悟(坂口健太郎)は婚約者を車の事故で亡くしたばかり。
そんな中、先輩医師・小堺司(大谷亮平)から当直(夕方から朝にかけての勤務)のアルバイトを依頼される。この日、小堺司(大谷亮平)は別の病院で勤務をしているという。
ひとり当直室で待機していた速水秀悟(坂口健太郎)。
すると呼び出し音が鳴り行ってみると、ピエロのお面をかぶったひとりの男性が拳銃を持って看護師を脅していた。
なにごとかと訊ねると、腹部をさされた女性(永野芽郁)を助けるように命じられる。
女性(永野芽郁)の腹部を見ると銃腔がかすった傷があって縫合が必要だった。
手術室で縫合を終えたが、ピエロは出て行かない。
全員から携帯電話を回収して、立てこもってしまった。
テレビではコンビニ強盗のニュースが流れていた。その犯人はこのピエロだった。
ピエロの目的はなんなのか?!
なにをしに病院にきたのか?
なぜたてこもるのか?
実は病院のとんでもない実態をあばくためだった。
その犯人は?!
一緒にいた女性はただの犠牲者なのか?!
映画
『仮面病棟』2020年3月公開
スタッフ
【監督】
木村ひさし
【脚本】
知念実希人・木村ひさし
【原作】
知念実希人
『仮面病棟』
キャスト
速水秀悟:坂口健太郎
川崎瞳:永野芽郁
小堺司:大谷亮平
佐々木香:内田理央
東野良子:江口のりこ
菜緒:朝倉あき
角倉:丸山智己
宮田勝仁:笠松将
病院スタッフ:永井大、佐野岳
小堺洋子:藤本泉
国平義央:小野武彦
金本:鈴木浩介
田所三郎:高嶋政伸
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