熊川哲也 Kバレエ カンパニー「ロミオとジュリエット in Cinema」 〈素晴らしい舞台を映画館でお得に♪〉

毎年恒例になっているKバレエカンパニーの年明け映画館上映を観てきました。

舞台だったら、高額入場料ですが、映画館なので2200円です。それに劇場だと双眼鏡は必須ですが、映画だと必要ないのも魅力的です。

いつもキャスト情報はなしで観ますが、絶対に裏切らない実力なので安心できます。これが複数キャストのミュージカルだったりすると、実力に差があるので前もってわかる舞台は必死に選んだりします。

特典クリアファイル☆素敵です

そしてさすが、素晴らしいプリンシパル!
見終ってから調べてみましたら、浅川紫織さんの引退公演とのことでした。

プリンシパルをゲストにすることもあるのですが、浅川紫織さんは、Kカンパニー所属だったのですね。

ルックスも踊りも表現力も申し分ないです。

物語のふたりの年齢は、10代後半から20代前半というイメージなので、映像アップは少し違和感がありますが、それさえ気にしなければ完璧です。


現実的に10代後半から20代前半のバレリーナであれだけ踊れる人は存在しないのではないかと思ってしまいます。

ロミオ役の宮尾俊太郎さんは、カラダが大きいということもあって、舞台に立ったら主役級以外考えられないですね。あんな目立った人がその他大勢のひとりということはありえない。または敵役とか。別格役とか。

また衣装がすばらしいです。デザインも生地も装飾も。しかも踊れないといけない衣装ですので、いろいろな工夫がなされているのだと思います。

告知でも使われているメインテーマがぞくぞくするような旋律ですが、プロコフィエフの曲が1番使われているようですね。早速借りてきて聞きました。ほかにコンスタント・ランバートやカバレフスキーの曲もあるようです。

有名なバルコニーのシーンはどう表現するのかと思っていましたが、ネタばれのため書きませんが、とても情熱的でした。

セリフを踊りで表現するのがバレエでしょうけれども、今回は演者が口を動かしながら身振り手振りで表現して、セリフが言えないのがもどかしいと思わせる場面が多々ありました。観ている方としては、ここで「○○○」と言っているのではないかと想像をかき立てます。これもひとつの演出なのでしょう。

素晴らしい舞台でした!

 

映画『ロミオとジュリエット』

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