映画『ハスラーズ』主演の演技に魅せられる!
原題の『Hustlers』とは詐欺師、ペテン師をさします。
裕福な男性たちからお金をだまし取ったストリッパーたちの実話を元に映画化。
主演はコンスタンス・ウーとジェニファー・ロペス。
特にジェニファー・ロペスの演技は絶賛されています。
ここを注目!
✔ コンスタンス・ウーとジェニファー・ロペス
✔ 犯罪の手口
✔ 彼女たちの結末
ジェニファー・ロペス
“ジェニファー・ロペスの演技のおかげで映画は人生の応援歌ともいえる、ユニークな犯罪ドラマになっている。
奥深く、知性も感じられ、ビジュアル的にも惹きつけられる“
と高評価です。
彼女が画面に映し出されるだけで、パッと華やぎます。
抜群のプロポーションと洗練された動作が魅力的です。
ポールダンスは相当練習したものと思われます。プロ並みの腕前で見応えがあります。
主演の二人
コンスタンス・ウーとジェニファー・ロペスの友情も見どころです。
トップダンサーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)に憧れる、新人のディスティニー(コンスタンス・ウー)はすぐに意気投合します。やがて仕事の相棒に、そして親友になります。
ところがあることがきっかけで、ディスティニーがラモーナに信頼をおけなくなっていき絶縁状態になります。最後はかけがえのない存在だと気づき友情は復活します。
二人とも見事な演技です。
男は三段階
ラモーナは金融界の男性のランクは3つに分かれるとディスティニーに教えます。
〈第一段階〉
最下層。
一番不正をしない。
お金は持っていない。
儲けたときはとことん絞れる。
結婚生活に冷めている者、自信を失っている独身者はどちらもカモに最適。
〈第二段階〉
真ん中。
ちょっと汚い手を使うけど限界がある。
慎重なのか、実力不足なのか、一線は超えない。
器が小さい。
だからブルックリンの2LDK止まり。
〈第三段階〉
トップ。
CEOやCFO。
投資、M&A、ヘッジファンドで儲けている極悪人。
一晩で1万ドル、1万5千ドルをお店にばらまいていく。
下劣で尊大、攻撃的で暴力を振るうこともある。
独占欲のかたまり。
周りが必死に尻拭いするので問題にならない。
なんでも許される世界。
皆トップになりたがっている。
だから少しぐらいお金をだましとってもいいだろうという考えで、犯行を繰り返していたのでしょう。
あらすじ
ディスティニー(コンスタンス・ウー)はストリッパーとしてある店で働くことになった。そこには魅力的なトップダンサーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)がいて絶大な人気を誇っていた。
ラモーナに憧れるディスティニーは、あるとき声をかけてみると、踊りを教えてくれるという。
ポールダンスのコツを教わるが、「自分にはとうてい無理」というと、ラモーナは「練習すればできる」という。
気が合った二人はコンビを組んで順調にいっていた。
しかし、金融危機が起こってしまう。店の売上げも大打撃を受け、多くの者が職を失った。
働けなくなったというディスティニーに夫は「僕が養う」というが、ケンカして家を出て行ってしまう。子どもが生まれてお金が必要なディスティニーは仕事を探すがなかなかうまくいかない。ラモーナとは店をやめてから連絡をとっていなかった。
ディスティニーはストリッパーとして復活。
ラモーナとも久々に再会した。
ラモーナは稼ぎをあげるために数名の女の子と組んで男性を店に誘い、酔っ払わせ、カード限度額まで支払いさせるということをやっていた。
手口はエスカレートし、お酒に薬を入れるようになる。
それにディスティニーも加わって犯行は繰り返された。
しかしそれも終焉を迎える。
映画
『ハスラーズ』
2020年2月日本公開
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