映画『フォルトゥナの瞳』感想～愛は報われたのか？！

百田尚樹さんが2015年に刊行した同名小説が原作です。

人気俳優の神木隆之介さんと有村架純さん、DAIGOさん、志尊淳さんらが出演。

フォルトゥナの瞳という超能力を映像で表現。

一方で、純粋な恋愛ストーリーの展開で感動ものになっています。

 

フォルトゥナの瞳

フォルトゥナとは古代ローマの運命の女神の名前。

フォルトゥナの瞳を持った人は、自分以外の人の死期が見えるという。

それは手の先や体の一部が透けて見える。

透けて見える人はまもなく死亡する。

しかしなんらかのことが起きて、その死期が先延ばしになることもある。

その場合、透けた体の一部分は回復し、通常に見える。

もしフォルトゥナの瞳を持った人が、透けて見える人の運命を変えるようなことを自発的に起こしてしまったならば、その代償として自分の体に強いストレスがかかり、心臓発作などを繰り返し、やがて自分が死んでしまう。

透けて見えた人を助けたのに、それは相手には伝わらず、報われずに亡くなってしまう。

という設定です。

ファンタジーの世界は、ふだんの生活とは別次元で、ありえない世界を楽しむのもアリですが、この作品は日常生活でそういう超能力を持った人がいるかも？と思わせるところがおもしろいですね。

主役の青年・木山が通う病院の医師もフォルトゥナの瞳を持つ人でした。

なので木山の病状も理解してもらえました。

そのほかにも。

木山だけじゃなかったのね。

と感じることが、意外とフォルトゥナの瞳を持っている人は存在していて隠しているのでは？

という思いが鑑賞時は高まります。

 

キャスト

フォルトゥナの瞳を持つ青年
車修理工場で働く
木山慎一郎
（神木隆之介）

 

木山の恋人
携帯電話ショップの店員
桐生葵
（有村架純）

 

木山が勤める修理工場の社長
遠藤哲也
（時任三郎）

 

遠藤の妻
遠藤美津子
（斉藤由貴）

 

木山の同僚
金田大輝
（志尊淳）

 

お客
宇津井和幸
（DAIGO）

 

元同僚
植松真理子
（松井愛莉）

 

医師
黒川武雄
（北村有起哉）

 

スタッフ

【原作】百田尚樹
『フォルトゥナの瞳』
（新潮文庫刊）

【監督】三木孝浩

【脚本】坂口理子、三木孝浩

【音楽】林ゆうき

【主題歌・挿入歌】
ONE OK ROCK
「In the Stars（feat. Kiiara）」

 

映画
『フォルトゥナの瞳』
2019年２月公開

 

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