映画『ベロゴリア戦記』第2章 劣等勇者と暗黒の魔術師☆感想&あらすじ
邦題の“劣等勇者”って
“劣っている勇気ある者”
ってこと?!
“力はないけど勇気だけはある者”
ともいえるでしょうか。
としたらもちろん、
イワンのことなのでしょう。
主人公イワンのチャランポラン加減は相変わらずでどうも頼りない。
口だけは達者でのらりくらりと難を逃れていきます。
第1章を見てからわずか1週間後だったので、記憶が新しく相関関係も無理なく理解しスムーズに観賞できました。
第1章も出演していた半魚人のヴォジャノーイ、
600歳の老婆バーバ・ヤーガ、女の巨人は今回も出演。
必要なキャラクターになっていますね。
イワンの父イリヤも一緒に戦う。
散り散りになって「またあとで会おう」とイワンと約束をしましたが、再会した場所は死後の世界でした。
父を戻したいイワンと
「自分の役目は終わった。みんなに必要なのはコシチェイのほうだ」
とコシチェイのほうを戻そうとする父イリヤ。
切ない場面です。
老婆バーバ・ヤーガの足がある家。
パートナーが出来ました!
そしてかわいい子どもたちも!
今回もおもしろかったですよ♪
続きがありそうですね。
早めに公開してほしいところです。
あらすじ
この物語の主人公イワンは、自分か暮らしていた世界から便利な家電を次々と運び込んでいた。
コーヒーメーカーでコーヒーを入れたり、冷めた食事を電子レンジで温めたりと快適なひとときを過ごしていた。
ところが急に電源がダウンしてしまう。
それは家の外の発電機を怪しいヤツと思いこんだベロゴリアの騎士にたびたび破壊されてしまうからだった。
それもたひたび起こるのにはうんざり気味だった。
いまや一緒に暮らしているカエルの魔法から解放された美女ヴァシリーサからは異次元の世界と行き来することをとがめられる。
いつか戻ってこなくなるのではないかと。
「そんなことはない」とごまかしつつも行き来を繰り返していたら、あるとき剣の魔法が弱まり、戻れなくなってしまった。
剣が「疲れたからだ」と言われる。
仕方なく剣を休ませることにした。
しかし、剣は常に狙われていた。
新たな敵がやってきた。
なんとイワンの家で家政婦をしていたガリーナがその手下だったのだ。
「こんなところでなにをしているんた」と驚くイワン。
ガリーナのほうは驚くこともない。
ガリーナは闇に仕えているという。
その闇とは、第1章で一緒に旅をしたコシチェイの師匠だった男だ。
あと少しで不死身にならんとした師匠に嫉妬したコシチェイが上から大岩を落として師匠を殺してしまったのだ。
そして剣を盗んで太陽と月が重なったときに剣と水晶を合わせかざして自分が不死身になったのだった。
1000年を越える長い年月がすぎ、今度は師匠がその怨みをはらす機会を待っていた。
それには魔法の剣が必要。
剣を奪い怨念をはらすためにガリーナも巻き込んだ壮絶な戦いが始まる!
映画
『ベロゴリア戦記』第2章
劣等勇者と暗黒の魔術師2021年12月3日公開